ピアノを弾く指が動かない?指を滑らかに動かす初心者の練習方法

ピアノを弾く指が動かない? ピアノ 初心者
ピアノを弾く指が動かない?

ピアノの練習をしている時、音域が広い部分を弾こうとすると、なかなかスムーズに指が動かないことはありませんか?

また、音の動きが激しい場合、指の動きがついていけず、どの指で弾いて良いのか分からなくなってしまうことはありませんか?

指の動きがぎこちない、指が動かないなど、指の動かし方に課題を感じたら、指の動かし方(運指)を見直してみましょう。

演奏前に準備をする

ピアノを弾こうと思った時、いきなりピアノを弾き始めてはいませんか?

急に弾き始めても、指は思うように動きません。

スポーツをする時に準備運動をするように、ピアノを弾く前にも準備運動をしましょう。

準備運動と言っても、軽いストレッチのような感じです。

・左右の手でグーパーを繰り返し、手を温める。

・左右の指を合わせてくっつける←→離すを繰り返す(ストレッチ)。

・指を思いっきり広げる。

・指先の曲げ伸ばしを行う。

簡単ですが、これをやるだけで指の動きが全然変わってきます。

ぜひお試し下さい。

運指を見直す

「運指」という言葉、聞いたことありますか?

私は恥ずかしながら、ピアノを始めて3ヶ月くらいは知りませんでした。

運指は字が表すように、指の運び方の事です。

つまり、指の動かし方・使い方の事ですね。

ピアノの鍵盤は88あります。

それに対して指は片手で5本。左右合わせても10本です。

鍵盤に対して圧倒的に指の数が足りません。

ですから、音域が広い曲を弾こうとすると、より広域に、よりスムーズに指を動かす必要がありますし、そうすると指の運び方、動かし方が重要になってきます。

運指を覚えるには、指番号を覚えることと、指番号が書かれた楽譜で覚えてきましょう。

指番号を覚えましょう

指番号は、指1本づつに付けられた番号の事です。

指の番号は、次のように決められています。

1:親指
2:人差し指
3:中指
4:薬指
5:小指

これは、左右とも同じです。

右手は、1番から5番にかけて音階が上がっていくのに対し、左手は5番から1番にかけて音階が下がっていくようになります。

この指番号がどのように運指に関わってくるかというと、初心者向けの楽譜に、音符と一緒に書かれます。

音符に書かれた指番号で、この音はこの指で弾きますという形で対応しています。

練習しながらでいいので、何番がどの指なのかをしっかり認識できるようにしましょう。

「4番→薬指だな→弾く」

ではなく

「4番→(薬指で)弾く」

という具合に、考えなくても弾けるようになるのが理想です。

指くぐり・指またぎ

では、右手でドレミファソラシドを弾いてみてください

右手で順番に弾くと、

ド:1(親指)
レ:2(人差し指)
ミ:3(中指)
ファ:4(薬指)
ソ:5(小指)
ラ:足りない
シ:足りない
ド:足りない

というように、音階が8つなのに対して指が5本なので、指が足りなくなってしまいます。

その場合に使うのが「親指くぐし」です。

親指くぐしでは、3番(中指)か4番(薬指)の後、親指を小指側に移動させる技術です。

親指を、他の指の下をくぐすことから、「親指くぐし」と呼ばれています。

親指くぐしを覚えると、先程のドレミファソラシドはこのようになります。

ド:1(親指)
レ:2(人差し指)
ミ:3(中指)
ファ:1(親指)
ソ:2(人差し指)
ラ:3(中指)
シ:4(薬指)
ド:5(小指)

実際に弾いてみると、スムーズな指使いになったと思います。

ちなみに、音階ごとに弾く指は、上記のようにド=1番という具合に決まっているわけで有りません。
その時時で連続して弾く音階の範囲から、適切な運指を決めていく形になります。

広い音階を引く場合には、この親指くぐしは必要になります。

そして、慣れないと親指くぐしをした時にテンポが狂ってしまいがちです。

親指くぐしをする前後で、テンポが変わらずにスムーズに弾けるように出来るようにしましょう。

指番号が付いた楽譜で運指の練習をしましょう

では、運指の練習をしましょう。

運指の練習には、指番号が書かれた楽譜を用意します。

レッスン用の教本に指番号が書かれた楽譜がありましたら、そちらを参考にしましょう。

もし、指番号が書かれた楽譜が無いようであれば、YouTubeの動画の中には指番号が書かれた初心者向けの動画があります。そちらを使用しても良いと思います。

教材を用意するのは、「正しい指使い」の例を知ることに繋がります。

正しい指使いの例を知れば、それに沿って練習するだけです。

ゆっくり弾いてみる

運指の練習方法が分かったら、まずはゆっくり弾いてみましょう。

片手づつ、ゆっくりでいいので1音1音どんな指の動きをしているのか確認しながら弾いてみましょう。

そして、指1つ1つ、どんな動きをすればスムーズに弾けるのかを意識しながら練習してみましょう。

ゆっくり弾くことで、何処がぎこちないか自分で感じることも出来ます。

はじめはすこしづつでいいので、ゆっくり、丁寧に弾いていくことがポイントです。

スムーズに弾けるようになったら、徐々にテンポを元に戻していきましょう。

まとめ

初心者が、指を滑らかに動かすための練習方法をお伝えしました。

「運指」は基礎となる動きです。

運指がスムーズに出来るようになると、広域に渡って滑らかな演奏ができるようになります。

まずは指番号を覚えるところから、ゆっくり取り組んでいくと良いと思います。

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