ピアノ初心者は何鍵がおすすめ?失敗しないキーボードの選び方

ピアノの準備

ピアノやキーボードを購入しようとした時、鍵盤の数が様々なものがあることに気が付きます。

グランドピアノやアップライトピアノといった本格的なアコースティックピアノは、鍵盤の数が88鍵あります。

それに対してキーボードタイプですと、少ないと32鍵位からあります。

ピアノ初心者は何鍵を選ぶのがおすすめなのか、選ぶ視点をお伝えします。

ピアノとキーボードの鍵盤数の違いは?

私がピアノを初めて間もない頃、電子ピアノとキーボードの違いがよく分かりませんでした。ですから、
ピアノと電子ピアノ、キーボードの違いを一度認識しておきましょう。

「ピアノ」には奥行きがって大きいイメージがある「グランドピアノ」と、壁に面した麺に設置出来る「アップライトピアノ」があります。これらは鍵盤に繋がったハンマーで弦を叩いて音を出していることからアコースティックピアノと呼ばれています。
アコースティックピアノが発明された頃は54鍵だったピアノも、より幅広い表現をするために、現在は88鍵あります。
価格は数十万円~になります。

「電子ピアノ」は、ハンマーを使わずに電気的にピアノに似せた音を出しているピアノです。「電子」的な「ピアノ」ですから、よりアコースティックピアノに近い鍵盤のタッチと音色を目指して作られています。ピアノと同じく鍵盤数は88鍵あるモデルも多いですが、61鍵、76鍵等といったモデルもあります。
価格は数万円~になります。

「キーボード」は、鍵盤は付いているものの、鍵盤数は32~76まで幅広いモデルがあります。
ピアノと違い、鍵盤のタッチがとても軽いです。
音色もピアノの他に様々な音を出せる事も特徴として挙げられます。
その他、ピアノには無い+αの機能があるモデルも多いです。
楽譜が読めない方でも、弾く鍵盤が光り、光った鍵盤を押すことで演奏ができるガイド機能を備えたものもあります。
また、収録されている曲も流行りのJ-POPが多かったりと、初めての方が取り掛かりやすい工夫をしている初心者向けのモデルも多いです。
しかし、ピアノとキーボードの違いが大きいため、キーボードが弾ける事がそのままピアノを演奏できるという訳にはなりませんので、ご注意下さい。
価格は数千円~になります。

このように、ピアノは最大88鍵です。
そして、電子ピアノは61~88鍵あるピアノに近づけた存在。
キーボードは32~76鍵あり幅広い機能を持っています。

このように、ピアノ、電子ピアノ、キーボードで鍵盤数に違いはありますが、その他にも特徴があるため、鍵盤数だけではどれが適切なのか決められません。

ピアノ・キーボードの選び方

ピアノ・キーボードを選ぶ際、見た目の違いが鍵盤の数なので、そちらに目が言ってしまいそうです。

しかし、鍵盤数以外にも気をつけたほうが良い違いがあります。

そこで、最低限知っておいたほうが良いポイントをお伝えします。

鍵盤数

鍵盤数を比べる前に、1オクターブ(ドレミファソラシド)でどの位鍵盤数を使っているか確認しておきましょう。

1オクターブは12音で構成されています。

白鍵が7音(ドレミファソラシ)
※高音のドは1オクターブ上のドと重複しているのでここでは含んでいません。

黒鍵が5音(ド#、レ#、ファ#、ソ#、ラ#)

合わせると12音です。

ピアノは88鍵なので、88÷12=7.333 となり、
7オクターブで構成されています。

76鍵なら、76÷12=6オクターブ

61鍵なら、61÷12=5オクターブ

32鍵なら、32÷12=2オクターブ

このように鍵盤数が多いとより低音、より高音で弾ける音域が広がり幅広い演奏が出来ます。

これを踏まえると、初心者が選ぶという視点で鍵盤数を選ぶのではなく、将来的にどのような演奏をしたいのかで鍵盤数を選ぶと良いと思います。

将来ピアノのように表現豊かな演奏をしたいのであれば、88鍵に近いモデル。

伴奏等で良ければ、広い音域はいらないと思います。

「初心者だから鍵盤数が少なくても大丈夫」という理由で32鍵、61鍵を選ぶ事があるかも知れませんが、その後に本格的にピアノが弾きたくなったて鍵盤数が足りないという事も起こりかねません。

将来的にどんな演奏をしたいのか、目的を持って選ぶようにしましょう。

キータッチ

ピアノ・キーボードを選ぶ際、キータッチをどの程度重視するのかも大切です。

なぜなら、キータッチはピアノとキーボードで全く違うからです。

ピアノは鍵盤に付いているハンマーを叩いて音を出します。

弦を叩くハンマーの強さで音の強弱の表現を付けることが出来ます。

鍵盤を押す強さで音の強弱をつけることが出来るので、鍵盤には重さが出てしまします。

一方、電子ピアノやキーボードは電気信号でON/OFFが出来るため、鍵盤に全く抵抗の無い状態で音を出す事もできます。

電子ピアノでは、キータッチを本物のピアノの感触に近づけるような機能が付けられています。

キータッチだけでなく、鍵盤を押す強さで音量が変わる機能も付けられてます。

キーボードは、基本的にキータッチは軽いです。

そして、鍵盤を押したときに出る音は一定です。
(鍵盤を押す強さで音量が変わる機能が付いているモデルもあります)

キーボードと電子ピアノでは、キータッチが全く違います。そのため、キーボードを弾ける=ピアノも弾けるという訳には行きません。

ですから、キータッチについても、将来どのように弾きたいのかを決めておいたほうが良いと思います。

ピアノで自由に演奏したいのであれば、ピアノ、もしくはピアノにタッチが近い電子ピアノ。

キータッチにこだわらず、多彩な音色を楽しみたいのであればキーボード。

将来的に引きたいスタイルをイメージしておきましょう。

持ち運びしますか?

ここまでで、将来どんな演奏をしたいのかをベースにピアノ・キーボードを選んだほうが良いとお伝えしました。

その上で、ピアノは自宅だけで使えれば十分でしょうか?

それとも、ピアノは持ち運び出来たほうが良いでしょうか?

自宅だけと言っても、常設しておくスペースがあるでしょうか?

自宅にピアノを常設しておくスペースが有り、持ち出すことがないのであればアップライトピアノや電子ピアノ等、重さを気にせず88鍵のピアノを選択する事ができると思います。

しかし、自宅でしか使用しない場合でも、常設するスペースがない等、使い終わるとしまう必要がある場合は大きさや重さといった動かしやすさも考慮する必要があります。

その他、バンド活動等でも使用する場合は、軽量で持ち運びのしやすさも考慮する必要が出てきます。

88鍵だと重さ、長さが出てしまうので、61鍵程度の短いキーボードで軽量モデルを選択する方法もあります。

持ち運びの必要性によって、大きさ(コンパクトさ)、重さも選択のポイントになってきます。

目的別おすすめピアノ・キーボード

ピアノ・キーボードを選ぶポイントは、将来的な目的を元に選んだほうが良いと伝えてきました。

そこで、目的別にどんなピアノ・キーボードを選べばよいのかをお伝えしたいと思います。

ピアノが弾きたい!ストリートピアノを弾きたい!

将来的に、自在にピアノが弾きたいのであれば、アップライトがベストです。
しかし、予算、スペース等様々な条件があると思いますので、制限があるのであれば電子ピアノがおすすめです。
88鍵だけは条件を外さないようにすることと、可能であればキータッチがピアノに近いものを選んだほうが良いでしょう。

弾き語りやコーラスの伴奏に利用したい

ピアノ・キーボードがメインではなく、伴奏に利用したいのであれば電子ピアノは不要かもしれません。
伴奏にしか利用しないのであれば、キーボードが軽量コンパクトで持ち運びもしやすいので便利だと思います。

ライブなどで利用したい

ライブなどで利用したいのであれば、移動する事が多いと思います。
鍵盤数は88鍵だと横幅が長くなってしまうのでサイズ的に大きくなり、移動中にぶつけやすくなってしまいます。
軽いほうが移動も楽だと思いますので、軽量でコンパクトなキーボードから選ぶと良いと思います。

作曲などにも挑戦してみたい

作曲を目標にするのであれば、様々な音色を出すことが出来るキーボードがおすすめです。
演奏を録音して重ねて演奏できる機能があるものもありますので、作曲には役立つと思います。

家で好きなように弾きたい

家で好きなように弾きたいのであれば、電子ピアノかキーボードがおすすめです。
全くの初心者で、楽譜も読めないけど弾く楽しみを味わいたいのであれば、ガイド機能のあるキーボードで試してみるのも良いと思います。

目的は無いけど、ピアノを弾いてみたい

とりあえず、ピアノを弾いてみたいのであれば、一旦金額が安いモデルのキーボードを選択してはいかがでしょうか。
続いたり方向性が決まったら買い換えるという方法も有りだと思います。

まとめ

ピアノ・キーボードの選び方をお伝えしました。

鍵盤数だけではなかなか決められないと思いますが、将来自分が弾きたい演奏に合わせて選ぶと失敗することは少ないと思います

また、選ぶ視点はお伝えしましたが、もし「このピアノ欲しい!」と思ったら、そのインスピレーションを大切にするのも大事です。

どんなピアノやキーボードを選んだとしても、一番大切なのは「楽しみながら弾く」ということだと思います。

自分が楽しめるか?という視点も含めて選ぶようにしましょう。

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