洗濯物を干そうとして洗濯したばかりの衣類に、不可解な白い汚れが付着していて、イライラしませんか?その気持ちはよくわかります。このようなシチュエーションはストレスを感じますよね。
この白い汚れ、再度洗濯するしか取れないのでしょうか?何とかして解決できる方法はないのでしょうか?
取り除き方だけでなく、白い汚れが未然に防げる方法も知っておかないと、同じ問題が繰り返されてしまいます。
洗濯前よりも汚れてしまうと、忙しい主婦にとってはかなりのストレスですよね。
今回は、洗濯物に付着する白い汚れに焦点を当て、実際に試してみた結果をお伝えしたいと思います。
白い汚れの原因
洗濯物に白い汚れが付く原因はいくつか考えられます。
衣類についた汚れ
フィルターの詰まり
洗濯物の量
使用する洗剤
洗濯機槽の汚れ
などが挙げられます。
汚れの付着
一般的な原因は、衣服についたまま洗濯することです。
例えば、特定の部分を忘れたまま洗濯機に入れたり、汗をかいた衣類をそのまま洗濯することが考えられます。
洗剤や水で汚れが浮き出し、他の衣類に付着し、それが白い汚れとして残ることがあります。
フィルターの詰まり
前述の汚れが浮き出した際、洗濯機のフィルターでそれをキャッチできれば、他の衣類が汚れることは減りますが…
フィルターが詰まっていたり、掃除されていないと、埃が洗濯機内に舞い戻り、フィルターに吸着されずに衣類に付着します。
洗濯物の量
洗濯機の収容量に適した量の洗濯物を入れることが重要です。
洗濯物を満載にすると、適切な水量が確保できず、汚れが残ることがあります。
一般的に、8キロの洗濯機に対しては6キロが適量とされ、必要な水量は65リットルです。
洗濯槽をいっぱいにすることなく、適度な量を入れることが大切です。洗濯機内の容量の7~8割程度が適量とされています。水量が少ないと洗浄効果が低下し、すすぎが不十分になり、結果として白い汚れが残ることに繋がります。
洗浄剤
洗浄剤の使い方によって、時に白い汚れが生じることがあります。
粉末洗剤がそのまま残存することもあるし…
液体洗剤であっても、適量を守らないと洗濯物に白いシミがつくことがあります。
特に柔軟剤の過剰な使用には気をつけなければなりません。
液体洗剤であっても、残留した洗剤と水道水に含まれるミネラルが結合してできたものが、白い汚れとして残ることもあるのです。
洗濯槽の清掃
洗濯槽が汚れていると、その汚れが洗濯物に移ることがあります。
ただし、洗濯槽の汚れは、黒カビのようなものや、茶色の藻のようなものが主です。
白い汚れの取り除き方
一度ついてしまった汚れは、再洗いするしかありませんか?
でも、何度洗っても同じ問題が続くかもしれません!
白い汚れを取り除く方法はいくつかありますので、説明します。
手作業で除去する方法
洗剤を使用せずに洗う方法
手作業で除去する方法
最初に、洋服用ブラシで汚れを取ってみてください。
軽度の汚れであれば、洋服用ブラシで除去できることがあります。
また、直接手でこする方法や、粘着テープ(ローラー)やガムテープを使って取る方法もあります。
洗剤を使用せずに洗う方法
それでも汚れが取れない場合は、少量の水を使い、小さなブラシで擦ってみて、再度洗い直すことも考えられます。
この場合、洗剤を使わずに洗ってみると、洗剤のカスが残らないことがあります。
白い汚れを防ぐための対策方法
一旦洗い直さず、手で取れる場合もありますが、それでも汚れが残るようならブラシで落として水洗いすることですね。
そういったことです。
ただ、毎回これをするのは手間がかかります。
予防することで、白い汚れが付着しないようにする方が良いでしょう。
汚れがひどい場合は、予め手洗いをする
洗濯量を適切に調整する
洗剤・柔軟剤の量を調節する(粉末洗剤は溶かして使うのも良い)
漂白剤を使用する
定期的に洗濯槽を掃除する
埃取りネットをこまめに清掃する
糸くずを除去する道具を使う
最初に述べた原因を解消するのが最も効果的です。
これら全てを実践しましたが、一つだけ行ったから良くなったというよりも、全体的に行った結果、効果が出たと感じました。
まとめ
重要なポイントを挙げます。
白い汚れが洗濯物につく原因は
衣服に付着した汚れ
フィルターの詰まり
洗濯量
洗剤
洗濯槽の汚れ
白い汚れの取り除き方法は
手作業で取り除く
洗剤を使用せずに洗う
白い汚れを防ぐための対策方法は
汚れがひどい場合は予め手洗いをする
洗濯量を適切に調整する
洗剤・柔軟剤の量を調節する(粉末洗剤は溶かして使うのも良い)
漂白剤を使用する
定期的に洗濯槽を掃除する
埃取りネットをこまめに清掃する
糸くずを除去する道具を使う
洗濯は日々の必要な作業ですから、些細なことでもストレスになります。
私も子供の制服につく白い汚れで、洋服用ブラシで取り除いてみても取れなければブラシでこすって再度洗って…本当にストレスでした。
ただ、事前に注意すれば、この汚れは避けられるので、ぜひ実践してみることをお勧めします。