どういうわけか購入した結婚のお祝い用の祝儀袋、見事に中敷きが欠けていた!まさかの誤字も…!
実は、意外と多くの人がこのような事態に直面しますが、さて、どのように対応すればいいのでしょうか。もしも中敷きがバラ売りされているなら、どこで手に入れられるのでしょうか?
この記事では、中敷きがなかったり、誤ってしまったりしたときに利用できる、コピー紙などの代用品を使った解決策をお伝えします。
中敷きを間違えたり紛失した際の金封への対処法
結婚の祝いとして金封を贈る際には、通常、祝儀袋の中にもう一枚の中敷きを入れることで、「喜びが重なる」という意味を表します。そのため、中敷きがなかったり間違えてしまったりすると、マナー違反と見なされることもあります。このような場合にどう対応すればよいか、以下にいくつかの方法を挙げます。
- 中敷きだけを新たに購入する。
- 新しい祝儀袋全体を買って替える。
- 新しく買った祝儀袋から中敷きだけを使用する。
- 一般的な白い紙を中敷き代わりにして包んでみる。
取り得る方法は様々で、どれが最適かは状況によりけりです。それぞれの選択肢の利点と欠点をよく考えて選びましょう。
結婚式の祝儀袋用の中敷き、単品で買える?
中敷き単体での購入 市販されている「白無地の金皮」は、祝儀袋の中敷きに適しています。
誤字の場合に限らず、多目的に使えるため、ストックしておくと便利です。 ただし、これは大きな文房具店での購入が必要になることもありますし、オンラインでの注文では到着までに数日を要することが考えられます。そのため、急いでいる場合には向きません。
- 新たに祝儀袋を購入して、全て新しく使う
- 新しく買った祝儀袋から、中敷きのみを使用する
お近くのリーズナブルな店で、手軽に新しい祝儀袋を購入できるかもしれません。もとの祝儀袋が高価だった場合は、外側はそのままにして、中敷きだけを新しく購入したものと交換がお勧めです。価格帯が同じであれば、どちらの方法を選んでも大丈夫です。
ただし、郵便番号欄の印刷された封筒は、祝儀袋としては推奨できません。中敷きを新たに購入するならば、特に白無地の金皮の方が適しています。
急場しのぎとしてコピー紙を中敷きにする方法
- 通常の白い紙で中敷きを作る
中敷きが手元にないときは、コピー紙を使ってお祝い金を包む手もあります。
本来、中敷きは割愛紙で包んだ後に祝儀袋に入れるのが慣例です。割愛紙は質の良い和紙のため、コピー紙の利用が一般的ではありませんが、緊急時には手軽で適した代用品となります。
丁寧に折り目をつければ、マナーに沿った形になります。 書道用の紙がある場合とない場合では、用紙のサイズが違うため畳み方に違いがありますので注意が必要です。
慶事では、正しい折り方として紙の左下の角が表から見えるようにしますが、本来の中敷きでは左右の上の隅が見えるように折られます。 対照的に、弔事の場合には右側の隅が見えるようにします。折り方を間違えないようにしましょう。
締めくくりとして
中敷きが欠けていたり、誤字があった際にも慌てることはありません。提案された解決策を参考にすれば、上手に対応することができます。しかし、慶事と弔事では中敷きの折り方が異なるので、間違えないように注意が必要です。