Amazonで買い物をしているとき、「とりあえずカートに入れたけど、今すぐには買わない」「でも削除してしまうと後から探すのが面倒」という場面、ありますよね。そんなときに役立つのが「あとで買う」という機能です。しかし、実際に使ってみると「どこに保存されたの?」「カートから消えたけど大丈夫?」と戸惑うことも多いでしょう。「欲しい物リスト」との違いもよく分からず、どちらに入れるべきか迷ってしまう方も少なくありません。
特に、スマホアプリとパソコン版では表示方法が違うため、うっかり見落として「消えた!」と勘違いするケースも。さらに、カートやリストの上限や、アカウント未ログインなど、見えなくなる原因は意外と多岐にわたります。
この記事では、「あとで買う」機能の基本的な使い方から、見つからないときの対処法、便利な活用テクニックまで、初心者にも分かりやすく解説します。デバイス別にリストの確認方法も丁寧に説明しているので、スマホ・PCどちらを使っている方にも役立ちます。これを読めば、Amazonでの買い物がもっと快適になりますよ。
「あとで買う」ってどんな機能?「欲しい物リスト」との違いも解説
Amazonの「あとで買う」は、カートに入れた商品を「今は買わないけど、また後で検討したい」と思ったときに、一時的に保留しておくための機能です。買い物カートの中にある商品に対して「あとで買う」を選択すると、商品がカートの下部にある別枠に移動し、削除せずに残しておくことができます。
一方で「欲しい物リスト」は、より長期的な保存や共有に向いているリストです。プレゼント用に使ったり、家族や友人とリストを共有したり、記念日やイベント用にメモしておいたりと、目的が明確です。
また、「あとで買う」は購入画面の直前、つまりカートページにしか表示されません。そのため、「買い物の流れの中で一時保留」という目的に特化した仕組みです。これに対して「欲しい物リスト」は、アカウントの「マイページ」→「リスト」からいつでも確認でき、商品数の上限もゆるく、通知機能やシェア機能も充実しています。
つまり、使い分けのポイントは「購入時期が近いなら“あとで買う”」「後日あらためて検討したい・保存したいなら“欲しい物リスト”」という具合。目的や買い物スタイルに応じて、賢く使い分けましょう。
「あとで買う」リストの確認方法【スマホアプリ・PC・ブラウザ別】
「あとで買う」リストの場所がわからず、「どこいった?」と戸惑う人は多いです。実はこのリスト、商品ページやマイページから直接アクセスできるわけではなく、カートページ内にしか表示されないのが最大の特徴です。
スマホアプリの場合は、まずAmazonアプリを開いて画面右下の「カート」アイコンをタップ。すると、上部に現在のカート商品が表示され、下にスクロールすると「あとで買う」に設定された商品が別枠で現れます。これを知らないと、カートから消えた=削除されたと誤解してしまうことも。
PC(Webブラウザ)版では、画面右上のカートアイコンをクリックし、同じようにページ下部に「あとで買う」リストが表示されます。注意点としては、ブラウザの画面が小さい場合や拡大表示していると「あとで買う」リストが画面外に隠れてしまうことがある点です。
また、モバイルブラウザ(スマホでSafariやChromeを使用)では、Amazonの表示が簡易モードになっていることがあり、「あとで買う」が見えにくい仕様になっていることも。これを回避するには、アプリの使用がもっとも確実で視認性も高い方法です。
「あとで買う」リストに商品を追加・削除する方法
「あとで買う」リストに商品を入れる方法はとても簡単です。まず、通常通り欲しい商品をカートに追加します。その後、カートページを開くと、それぞれの商品に対して「削除」「数量変更」などの選択肢が並びます。その中にある「あとで買う」をタップまたはクリックすれば、その商品はカートから「あとで買う」リストに移動します。
「あとで買う」に移動した商品は、再度「カートに戻す」を押すことでカート内に復帰します。間違えて削除した場合は復元できないので注意しましょう。また、スマホアプリとPCではボタンの表示が異なる場合もあり、操作に迷ったらPCの方が一覧性は高いです。
さらに注意点として、「あとで買う」はあくまでカート内の一時的な保存場所であるため、在庫がなくなったり、出品者が取り扱いをやめたりするとリストからも消えることがあります。また、リスト内の表示順を入れ替えたり、フォルダ分けをすることはできません。
商品をたくさん入れておくと、最大保存数(公式には明示されていませんが約600件前後)を超えた場合に、古いものから自動で削除されるリスクもありますので、定期的な整理が肝心です。
「あとで買う」が見つからない・消えたときの対処法
「あとで買うに入れておいた商品が消えた!」というトラブルにはさまざまな原因があります。もっとも多いのは、商品の在庫切れや販売停止。この場合、リストには表示されなくなることがあり、完全に削除されたように見えます。
次に多いのが、Amazonにログインしていない状態で操作していた場合です。ログインせずにカート操作をしていると、端末のキャッシュにしか情報が残らず、別のデバイスや別ブラウザから見たときに「あとで買う」が消えているように見えることがあります。
また、ブラウザやアプリの一時的な不具合や、端末の同期エラーなども考えられます。この場合は、以下の手順を試すと改善することがあります。
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アプリを再起動する
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一度ログアウトして再ログイン
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キャッシュの削除
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別の端末やブラウザで確認
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時間を置いて再確認する
さらに、リストの上限超過(600件前後)も無視できない要因です。この上限を超えると古い商品が見えなくなることがあり、削除されたように感じてしまいます。
どうしても復旧できない場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡することで、アカウント側で異常がないかを調査してもらえる可能性もあります。
「あとで買う」リストを便利に活用する5つのテクニック
「あとで買う」機能は、ちょっとしたコツでさらに便利に活用できます。ここでは具体的な5つのテクニックをご紹介します。
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定期的な見直しと整理
あとで買うリストは放置すると、不要な商品で埋まってしまい、目的の商品を見失いがちです。1ヶ月に1回は見直して、不要なものを削除しましょう。 -
価格チェックツールとの併用
リストに入れた商品は価格が変動します。Keepaなどの価格履歴確認ツールと併用すると、タイムセールや値下げを見逃さずに済みます。 -
「欲しい物リスト」との連携
長期保存したい商品や、誰かとシェアしたい場合は「欲しい物リスト」に移動するのがベスト。自分用とプレゼント用で使い分けましょう。 -
買い忘れ防止のためにリマインダー登録
Googleカレンダーやリマインダーアプリに購入予定日を記録しておけば、買い忘れを防げます。 -
Alexaとの連携で音声操作も活用
Alexaデバイスを持っている人は「アレクサ、〇〇をあとで買うに入れて」と話しかけるだけでリストに追加可能。手が離せないときに便利です。
このように、「あとで買う」は上手に活用すれば、日々の買い物効率がグッと上がります。
まとめ:「あとで買う」はカート整理にも便利!場所が分からなくなったら本記事でチェック
Amazonの「あとで買う」機能は、購入をちょっと先延ばしにしたいときや、比較検討中の商品をメモ代わりに保管しておきたいときにとても便利な機能です。カートの中からいつでもアクセスできるため、購入直前の確認もしやすく、買い忘れ防止にも役立ちます。
ただし、表示場所がやや分かりにくいため、見つからないと焦ることもあります。スマホアプリ・PCそれぞれでの確認手順を知っておけば、どんなデバイスでもスムーズにアクセス可能です。
「あとで買う」と「欲しい物リスト」をうまく使い分けながら、商品管理の効率化を図りましょう。消えたときのトラブルにも冷静に対応できるよう、原因と対処法を理解しておくことが大切です。ぜひ本記事をブックマークして、困ったときに役立ててください。