ミルクフォーマーが泡立たない!
家でもカフェ気分を味わう為に、ミルクフォーマーを購入したのに、なかなか泡立たないというお悩みはありませんか?
実は、ミルクフォーマーで泡立てるためにはいくつかのコツがあるんです。
この記事では、ミルクフォーマーを使ってきめ細かいフォームミルクを作る方法をお伝えしたいと思います。
泡立たない理由、泡立てるコツも合わせてお伝えしますので、ぜひ最後まで読んできめ細かいフォームミルクにチャレンジしてみてください。
ミルク(牛乳)が泡が立つ理由
ミルク(牛乳)が泡が泡立つ理由は、成分内に含まれる「タンパク質」によるものです。
タンパク質には固まる性質があります。そのため、泡の膜がタンパク質の性質により形成されます。
タンパク質が固まるといえば、ゆで卵も同じ要領です。ゆで卵は熱を加える事でタンパク質を固めてますね。
ですから、泡立つ理由はタンパク質ということを覚えておいてください。
泡立たない理由は牛乳?
泡立つ理由がタンパク質なので、泡立たない理由も牛乳にあることが多いです。
いくつか条件がありますので、一つづつ紹介しますね。
牛乳の温度について
牛乳が泡立つ適温があります。泡立ちやすい温度は、70度前後です。しかし、加熱しすぎるとタンパク質の成分が変化し、泡立ちにくくなります。
そのため、ホットで牛乳を温める場合は、50℃~60℃程度に温めるのがおすすめです。
なお、低温でも泡立たせる事はできます。冷蔵庫から取り出した5℃~10℃程度でしたら泡立ちます。アイスを楽しみたいのでしたらこちらの温度で試してください。
なお、20℃~50℃程度の少しぬるい温度だと泡立ちにくいので、この温度帯は避けるようにしましょう。
牛乳の量が適量ではない
牛乳を泡立てる際、あまり少ない量だと泡立ちにくいです。また、多くても泡立ちにくいです。
適量は、使用するミルクフォーマーによって変わってくると思います。
全自動、電動スティックタイプ、手動のダブルメッシュタイプやシェイカーそれぞれ、説明書を確認して適量を泡立てましょう。
なお、目安になりますが、電動スティックタイプの場合は100ccでは少ないです。ミルクフォーマーを回転させるとうまく空気を送り込めません。200cc~300ccが適量となりますのでご参考まで。
タンパク質の性質が変わってしまった
一度加熱した牛乳は、タンパク質の性質が変わってしまい泡立たなくなってしまいます。
温めすぎた牛乳を泡立てるのには使用できないということですね。
そのため、一度温めた牛乳は使い切るようにしましょう。
きめ細かいフォームミルクを作る
泡立たない理由を確認できたら、次はきめ細かいフォームミルクの作り方を紹介します。
ここでは、一番使いやすい電動スティックタイプを使用する方法についてお伝えします。
まず、適量の牛乳を適温に温め、容器に入れます。
使用する容器は、円形で筒状の容器を使用すると対流しやすいのでおすすめです。
ミルクフォーマーの先端は、奥まで差し込んで、しっかり空気を送り込みましょう。
なかなか泡立たない時は、容器を少し斜めに傾けるのもおすすめです。
まとめ
ミルクフォーマーで泡立たない理由と解消法についてお伝えしてきました
また、きめ細かい泡を作る方法もあわせてお伝えしております。
ぜひ、紹介した内容を試していただき、おうちカフェを楽しんで下さいね!
少しでもお役に立てれば嬉しいです!
ご覧いただきありがとうございました。