Chrome右上に突如現れた新機能に戸惑う声が続出

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Google Chromeを利用している方の中には、最近「右上に見慣れないボタンが増えて戸惑った」という経験をした人も多いのではないでしょうか。2025年5月現在、リリースされたばかりのChromeバージョン136では、タブバーの右端に「タブを検索」ボタンが新たに追加され、その存在が話題になっています。

この新しいボタンは一見すると便利そうですが、これまでとインターフェースが異なるため、「使いにくい」「邪魔だ」といった否定的な声もSNSやフォーラムで数多く寄せられています。実際、突然の変更に戸惑うユーザーの声は日本だけでなく海外にも広がっており、特にIT系掲示板やSNSでは議論が活発化しています。

本記事では、この「タブを検索」ボタンの機能や設置された背景、具体的な操作方法、そして「必要ない」「消したい」と感じているユーザーのための無効化方法についても、順を追って詳しくご紹介します。

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新たに追加された「タブを検索」ボタンとは?

疑問

新たに搭載された「タブを検索」ボタンは、多数のタブを開いているときに目的のページを素早く探し出せるようにするための検索機能です。このボタンをクリックすると、小さなウィンドウが開き、そこにキーワードやURLを入力することで、開いているタブの中から該当するページをすぐに表示させることができます。

この機能自体は、タブを多用するヘビーユーザーには役立つ場面もありますが、ブラウザをシンプルに使いたい人にとっては不要な存在と感じられることも少なくありません。また、位置が変わったことにより従来のボタン配置に慣れていた人にとっては、違和感が大きくなっているようです。

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利便性よりも混乱?利用者からの不満の声

新ボタンに対するユーザーの反応は決して好意的なものばかりではありません。特にSNS上では、「今まで左上にあったボタンが右上に移動して混乱している」「突然の表示で操作ミスが増えた」などの声が多く見られます。中には、アップデート後に初めてこのボタンを目にして「バグかと思った」というユーザーもいるほどです。

さらに、海外の掲示板Redditでも同様の報告が多数寄せられており、今回の仕様変更は地域限定のテストではなく、世界的なUIアップデートであることが明らかになっています。そのため、日本国内のユーザーだけでなく、世界中のChrome利用者が同じような戸惑いを感じている状況です。

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タブを検索ボタンが使いにくいと感じる理由

実際に不満が多い理由としては、以下の点が挙げられます:

  • 普段使わない機能なのに、目立つ場所に表示されて邪魔
  • 作業中にうっかりクリックしてしまい、集中が途切れる
  • 他のボタンとの誤操作が起きやすい

特にタブを頻繁に開閉する作業を行う人にとっては、ストレス要因にもなりかねません。

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不要なChromeの新ボタンを簡単に非表示にする方法

この「タブを検索」ボタンが不要だと感じる方にとって、ありがたいのがChromeに備わっている”flags(フラグス)”と呼ばれる隠し設定機能です。この設定では、公式には表示されていない詳細な機能のオン・オフを切り替えることができ、一般ユーザーでも簡単にアクセス可能です。

flagsを使うことで、今回のような新機能を一時的に無効化したり、インターフェースの変更をカスタマイズしたりできます。専門知識がなくても操作できるため、多くのChromeユーザーにとって便利な裏ワザといえるでしょう。

ボタン非表示の具体的な手順とは?

Chromeの隠し設定を利用して、「タブを検索」ボタンを非表示にするための手順は非常にシンプルです。以下の通りに操作すれば、誰でも簡単にこの機能を無効にできます。

  1. Chromeを開き、アドレスバーに「chrome://flags/#tabstrip-combo-button」と入力してEnterキーを押します。
  2. 「Tabstrip Combo Button」という設定がハイライト表示されるので、その右側にあるドロップダウンメニューをクリックします。
  3. 表示される選択肢の中から「Disabled(無効)」を選んでください。
  4. 設定を変更すると、画面右下に「Relaunch(再起動)」というボタンが現れます。
  5. これをクリックしてChromeを再起動すると、変更内容が反映され、「タブを検索」ボタンが表示されなくなります。

この設定はいつでも元に戻すことができるため、試しに無効にしてみるという使い方も安心して行えます。

検索機能を活用して該当設定を見つけるコツ

直接URLを打ち込むのが不安な方や、タイプミスを避けたい方は、まず「chrome://flags/」というトップページにアクセスするのがおすすめです。ここではすべての実験的機能が一覧で表示されており、個別に探すことができます。

その画面の上部には「Search flags(設定を検索)」という検索ボックスがあるので、そこに「Tabstrip Combo Button」と入力しましょう。リアルタイムで結果が表示され、該当項目へすぐにたどり着くことができます。

設定を探す手間を減らすこの方法は、flagsに不慣れな方でもスムーズに目的の機能へアクセスできるので非常に便利です。

設定変更が不安な人への安心ポイント

Chromeのflagsメニューを利用することで、さまざまな機能を自分の好みに合わせて切り替えることが可能ですが、こうした操作に慣れていない方にとっては「失敗したらどうしよう」「戻せなくなったら困る」と不安に感じることもあるかもしれません。

しかし、安心してください。flagsメニューの設定変更は一時的なものであり、恒久的にシステムを変えてしまうものではありません。万が一、操作ミスや思った通りに動作しないといったトラブルが起きたとしても、変更した項目の横にあるプルダウンメニューから「Default(標準)」を選ぶだけで、元の状態にすぐ戻すことができます。

再インストールやシステムの初期化などといった大掛かりな手順を踏む必要もありませんし、設定を変更したことでChrome全体に悪影響が及ぶということも基本的にはありません。慣れてしまえば非常に手軽で、柔軟なカスタマイズが可能なツールです。

flagsはあくまでユーザーの使い勝手向上を目的とした開発者向けの実験的機能であるため、個々の使用環境に合わせて自由に調整できるのが最大のメリットです。設定変更に不安を感じている方も、このような柔軟性と安全性を理解すれば、安心して試してみることができるでしょう。

今後のアップデートで再表示される可能性は?

Google Chromeは、利便性や安全性を高めるために頻繁にUI(ユーザーインターフェース)のアップデートを行っており、今回のような見た目や操作性に関わる変更も定期的に実施されています。こうした変更は、ユーザーのフィードバックや使用データを基に段階的に反映されることが多く、突然の仕様変更に戸惑うユーザーも少なくありません。

今回紹介した「タブを検索」ボタンのような新機能は、ユーザー体験の向上を目的として導入されていますが、すべてのユーザーにとって好ましいとは限らないため、設定による調整が可能になっています。ただし、この設定変更はあくまで現行バージョンでの対応であり、将来的なアップデートにより設定の仕様が変わったり、再度同様の機能が表示されたりする可能性もあります。

特に、flagsメニューでの設定は開発者向けの実験的機能であるため、バージョンアップの際に無効化の項目が削除されてしまったり、再表示されて元の設定に戻されるといったケースも考えられます。そのため、一度非表示にしたとしても、アップデート後に同様の対処が再度必要になるかもしれません。

定期的にChromeの更新情報を確認し、再表示された場合の対応策を把握しておくことが、快適なブラウジング環境を維持するためには重要です。

Chromeをより使いやすくするためのカスタマイズまとめ

今回紹介した「タブを検索」ボタンの非表示設定は、Chromeを自分好みに整えるための一例です。

便利な反面、使い方によっては邪魔になる機能もあります。自分の作業スタイルに合わせて設定を見直すことで、より快適なブラウジング環境が実現します。

今後もChromeの仕様変更があるかもしれませんので、定期的に情報をチェックしておくのがおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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