逆両替ができる場所は？郵便局や銀行などの手数料や裏ワザを紹介

「財布に小銭ばかり増えてしまった」「お釣りの小銭をまとめてお札に変えたい」「イベントや配布で大量の小銭を用意したい」そんな悩みを抱えたことはありませんか？実は、日常生活で必要になることが多い「逆両替（小銭⇔お札）」ですが、最近は手数料や対応場所の制限で、気軽にできなくなりつつあります。

この記事では、どこで逆両替ができるのか、手数料はどのくらいかかるのか、さらに知っておくと得する「裏ワザ」まで、実践的な情報をまとめてご紹介します。

逆両替ができる場所一覧

セブンイレブンでの小銭両替方法

意外に知られていませんが、セブンイレブンに設置されている「セブン銀行ATM」を利用すると、小銭をそのまま入金することができます。これは、日々の買い物などで財布にたまってしまった小銭をまとめて処理したいときに非常に便利な機能です。入金された金額は、自分のセブン銀行口座に反映され、その後必要に応じてお札として引き出すことができるため、実質的に小銭をお札へと変えることが可能です。

ただし、すべてのセブン銀行ATMが小銭対応しているわけではないため、利用前には必ずATMが「小銭対応ATM」であるかどうかを確認するようにしましょう。確認方法としては、セブン銀行の公式サイトや店頭の案内表示を参考にすると安心です。また、店舗によっては深夜や早朝などの時間帯で小銭の取り扱いが制限されている場合もあるため、利用時間帯にも注意が必要です。

郵便局ゆうちょ銀行で逆両替はできる？

郵便局やゆうちょ銀行でも小銭の取り扱いは可能ですが、2022年から多くの金融機関と同様に「硬貨取扱料金」が導入され、以前のように無料で気軽に両替できる環境ではなくなってきています。例えば、1〜50枚程度であれば無料で対応してくれることもありますが、51枚以上になると一律で数百円の手数料が発生するケースが一般的です。

ゆうちょ銀行の場合、ATMを使った小銭の入金や振込サービスもありますが、両替専用のサービスは基本的に提供していません。窓口で両替を依頼する際には、ゆうちょ銀行の通帳やキャッシュカード、さらには本人確認書類が必要になる場合もあります。手数料や利用条件については、事前に公式サイトや店頭で確認してから訪問することをおすすめします。

銀行窓口・ATMで小銭両替の手数料や条件

都市銀行や地方銀行では、「両替専用機」や「窓口」で小銭とお札を交換することが可能です。しかし、2024年現在、ほとんどの銀行では無料対応を終了し、両替手数料を明確に設定しています。具体的には、50枚程度までなら550円程度、100枚以上になると1,100円以上の手数料がかかる場合もあり、決して安くはありません。

また、銀行によっては「口座を持っているお客様のみ」「事前予約が必要」といった条件を設けていることもあるため注意が必要です。窓口の混雑状況や取り扱い時間にも影響されるため、スムーズに手続きするためには事前に銀行の公式サイトや電話で確認し、必要な書類や手続きを準備しておくと安心です。

コンビニの両替機やマルチコピー機の活用方法

一部のコンビニには「両替機」や、両替が可能な「マルチコピー機」が設置されていることがあります。特に、駅近や商業施設内の大型店舗などでは、サービスの一環として両替対応の設備を備えている場合も見られます。たとえば、店舗によってはコピー機に「両替」機能が内蔵されており、利用前に一定の条件を満たせば100円玉や500円玉への交換が可能なこともあります。

ただし、こうしたサービスは非常に限定的で、すべてのコンビニで共通して提供されているわけではありません。そのため、偶然見かけたときに「ここでは両替できるんだ」と覚えておく程度にとどめておくのが賢明です。また、店舗の判断でサービスが一時的に停止されていたり、時間帯や利用回数に制限がある場合もあるため、利用前には店員に確認すると確実です。

さらに、レジでの両替対応についても、混雑時には断られることがあります。あくまで買い物ついでにお願いするスタンスが望ましく、両替のみを目的とした来店は避けるのがマナーです。確実性や手数料の面で安心を求めるなら、やはり銀行やATMを活用する方法が推奨されます。

小銭両替・逆両替の裏ワザ集

ATMで小銭を入金し、引き出してお札に変える方法

手数料をかけずに小銭をお札に変える裏ワザの一つとして、「ATM入金→お札引き出し」という方法があります。これは、対応しているATMを利用して小銭をまとめて入金し、その後同じ口座から必要な金額をお札で引き出すことで、結果的に小銭をお札へ変えることができるというものです。

多くのATMでは、硬貨を投入できるタイプとそうでないタイプがあり、すべてのATMが対応しているわけではありません。そのため、事前に銀行やATM設置店舗の公式サイトや案内板で「小銭対応ATM」であることを確認しておくことが重要です。また、ATMによっては1回あたりに入金できる硬貨の枚数に制限があったり、機械が混雑している時間帯には利用を控えるよう呼びかけられていることもあります。

さらに、ATMを使って入金する際には、投入した硬貨が正しく認識されるまで少し時間がかかることがあるため、焦らずゆっくり操作を進めることが大切です。入金後はすぐに残高を確認し、引き出し操作へと進みましょう。この方法を繰り返すことで、余ってしまった小銭をお札に戻し、財布の中をスッキリさせることができます。

無料で小銭をお札に両替する具体的なテクニック

セブン銀行やゆうちょ銀行など、口座を持っている金融機関を利用すれば、ATM入金からお札引き出しまでを手数料無料で行える場合があります。特に、セブン銀行ATMは全国に設置数が多く、24時間利用可能な場所も多いため、非常に便利です。

ゆうちょ銀行でも、口座を持っていればATMで小銭の入金が可能です。ただし、ATMの機種や時間帯によっては硬貨の取り扱いが制限されている場合があるため、事前確認が必要です。また、無料で両替できるのは自分の口座への入金→引き出しに限られるため、窓口や両替専用サービスを利用する場合は手数料が発生する点にも注意しましょう。

スーパーのセルフレジを使った両替テクニック

最近、ネットや口コミで話題となっているのが「スーパーのセルフレジ両替」という裏ワザです。これは、セルフレジを利用して大量の小銭を一度に投入し、決済直前にキャンセル操作を行うことで、投入した金額がお札で返金されるという仕組みを活用する方法です。

実際にこれを試す人も多いようですが、あくまでレジ本来の用途ではないため、店舗側から注意を受ける可能性もあります。また、混雑時や他のお客様の迷惑にならないよう、節度を持って利用することが求められます。この方法を実践する際は、店舗のルールやマナーを守ることを最優先に考え、自己責任で行うようにしましょう。

自動販売機で硬貨を紙幣に変えられる？

今日では、硬貨を紙幣に変換できる自動販売機を見つけるのは非常に珍しいことです。

かつては、商品を購入せずに小銭を入れて返金レバーを操作することで、大きい額の紙幣やまとまった硬貨をお釣りとして受け取る自動販売機が存在しました。

古い型式の自動販売機の場合、現在も紙幣に変換できる可能性がありますが、現代の多くの自動販売機では、そうした逆両替機能は提供されていません。このような変更は、偽造硬貨の使用を防ぐためのセキュリティ対策によるものです。

現代の自動販売機は、商品を購入しないで返金操作をすると、入れたお金がそのまま返ってくる設計になっています。

このセキュリティの向上は、偽造を防ぐ目的で、パチンコ店やゲームセンターの両替機など他の機器にも適用されています。

過去には可能だった自動販売機での逆両替も、現在は対応を停止している場所が多く、もし古い両替機が残っている場所があれば利用できるかもしれませんが、一般的には期待できない状態です。

自動販売機を使った紙幣への変換は24時間いつでも利用できて便利ですが、大量の硬貨を入れる行為が不審と見なされたり、偽造対策のために制限がかかっているため、現在では実現が難しいです。

交通系ICカードにチャージする方法

• 実際の例として、1020円分の硬貨を交通系ICカードのチャージ機に入れます。
• その後、20円だけをICカードにチャージします。
• 操作を行うと、残りの1000円が紙幣で戻ってきます。
• この方法は、電車やバスにICカードをよく使う人にとって、特に便利です。

ただし、大量の硬貨を一度に使う場合は、時間がかかったり、機械が故障するリスクがあるため、気を付ける必要があります。

セルフサービスのガソリンスタンドを利用する方法

• 例えば、1500円分の硬貨をガソリンスタンドの支払い機に入れ、500円分だけ給油します。
• そうすると、残りの1000円が紙幣で返ってきます。
• この方法も硬貨を紙幣に変換できますが、給油しないで両替だけを試みると、他の利用者に迷惑をかけることになりかねないので、注意が必要です。
• 実際には、返金ボタンを押しても、投入した硬貨はそのまま返ってくるため、最低限の給油は必要になります。

どちらの方法も、多量の硬貨を使用する際は、他の利用者や機械への配慮を忘れずに行いましょう。

知恵袋やSNSで話題の裏ワザ情報まとめ

知恵袋やSNSには、実際に試した人たちが共有する「逆両替の裏ワザ情報」が数多く投稿されています。中には、地元のスーパーやドラッグストア、地域密着型の商店など、思わぬ場所で両替対応してもらえたという報告もあります。

しかし、そのすべてが正確で信頼できる情報とは限りません。中には、迷惑行為やルール違反となるような方法を紹介しているものも見受けられるため、情報を鵜呑みにするのではなく、必ず自分で確認し、マナーやルールを守って利用することが大切です。特に、店舗スタッフや他のお客様に迷惑をかけるような行為は避け、あくまで常識の範囲内で活用するよう心がけましょう。

銀行で硬貨を紙幣に変える時の手数料

金融機関・郵便局・コンビニごとの手数料比較【2025年最新】

• 三菱UFJ銀行: 1日1回10枚まで無料。11～500枚は770円。501枚以上は100枚ごとに770円加算。
• ゆうちょ銀行: 窓口で100枚まで無料。101～500枚は550円。501～1,000枚は1,100円。1,001枚以上は500枚ごとに550円加算。
• セブン銀行ATM: セブン銀行口座保有者向けに小銭入金対応ATMあり（対応ATMの事前確認推奨）。

手数料や取扱条件は変更される可能性があります。ご利用前には各金融機関の公式情報を必ず確認してください。

大量の小銭を両替するときの注意点とコツ

大量の小銭を一気に両替しようとする場合、いくつかの重要な注意点があります。まず、ATMでは処理能力に限界があるため、想像以上に時間がかかることがあります。特に、1回で投入できる硬貨の枚数に上限が設定されていることが多く、例えば50枚や100枚までといった制限があります。このため、500枚や1,000枚といった大量の小銭を一度に処理するのは現実的ではなく、小分けにして数回に分けて作業を行う必要があります。

また、ATMの利用者が多い時間帯に大量の小銭を投入してしまうと、後ろに並んでいる人たちに迷惑をかけてしまう可能性もあります。なるべく混雑しない早朝や深夜、平日昼間などの比較的空いている時間を選んで利用するのがおすすめです。店舗スタッフや他のお客様への配慮を忘れず、マナーを守ってスムーズに作業を進めることが大切です。

さらに、大量の小銭を持ち歩く際には、袋やケースを使ってしっかりと管理し、落としたり散らばったりしないように注意しましょう。事前に両替予定の枚数を数えておく、銀行の事前予約サービスを活用するなど、事前準備も欠かせません。

手数料を抑えるための選び方ガイド

• 少量の小銭なら、対応しているATMを利用して無料で入金し、必要に応じてお札として引き出す。
• 大量の小銭の場合は、自分の口座に複数回に分けて入金し、その後まとめてお札で引き出すことで手数料を最小限に抑える。
• 近くに両替機が設置されている場合は、利用条件や対応時間を確認し、手数料や制限を把握したうえで積極的に活用する。

お札を小銭に変えるメリットと活用シーン

財布がスッキリ！小銭管理のコツ

財布の中に小銭が溜まると、見た目もゴチャゴチャしてしまい、かさばって使いにくくなります。さらに、財布自体が重くなり、持ち歩くのがストレスに感じることもあります。特に500円玉や100円玉などの重い硬貨が増えると、ちょっとした移動でも重さを感じやすくなるため注意が必要です。そうならないためにも、定期的に小銭を逆両替してお札にまとめたり、買い物で積極的に使ったりして整理する習慣をつけることが大切です。

また、不要な小銭を家に持ち帰って貯金箱に入れるのも一つの方法ですが、後々まとめて処理する手間や手数料が気になる場合は、日常的に少しずつ処理していく方が負担が軽減されます。小銭をスマートに管理することで、財布も軽くなり、出し入れもしやすくなるため、結果的に日常生活がスムーズになります。

レジでスムーズ！買い物時の小銭活用法

小銭を上手に活用する場面として代表的なのが、スーパーやコンビニなどのレジでの支払いです。小銭を持っていると、1円単位までピッタリ支払うことができ、お釣りの受け取りを減らすことができます。これにより、財布の中にさらに小銭が増えるのを防ぎ、レジの時間短縮にもつながります。

特に少額の買い物や、キャッシュレス決済が使えないお店では小銭が重宝します。さらに、1円玉や5円玉など、つい使いにくくて溜まりがちな硬貨も、意識的に使うことで無駄なく消化することができます。お店のスタッフに「小銭ですみません」と一声かけると、気持ちよく対応してもらえることも多いので、マナーを守って使うことも大切です。

自販機やパーキングで役立つ小銭ストック術

100円玉や10円玉を日頃から少しずつストックしておくと、いざという時に非常に役立ちます。例えば、自動販売機で飲み物を買いたい時や、コインパーキングを利用する際、小銭が手元になくて困った経験はありませんか？ こうしたシーンでは、ちょうどいい小銭がすぐに取り出せると非常に便利です。

また、災害時や停電時など、キャッシュレス決済が使えなくなる状況でも、小銭があれば最低限の支払いができる安心感があります。財布だけでなく、車や家に小銭を少しだけストックしておくと、急なトラブル時にも対応しやすくなります。普段から「必要な時にすぐ使える小銭」を意識して用意しておくことが、日常生活をより快適にするポイントと言えるでしょう。

両替機の使い方と注意点

設置場所・営業時間・利用条件を確認しよう

両替機は一部の商業施設や銀行に設置されています。営業時間や利用条件がある場合もあるため、事前に調べてから訪問しましょう。

両替機の操作方法や取扱可能枚数・金額の調べ方

両替機には「1回あたりの取扱枚数」や「最大金額」の制限があります。使い方が分からない場合は、設置場所にある説明書きや係員に確認しましょう。

逆両替のやり方まとめ・目的別おすすめ方法

設置場所・営業時間・利用条件を確認しよう

両替機は一部の商業施設や銀行、駅構内、大型ショッピングモールなどに設置されています。ただし、すべての施設に設置されているわけではなく、設置場所によって利用可能なサービス内容や条件が異なる場合があります。たとえば、商業施設内の両替機は営業時間内のみ利用可能ですが、駅や空港に設置されている両替機は24時間対応していることもあります。そのため、事前に両替機がどこに設置されているのか、また何時から何時まで利用できるのかをインターネットや施設案内で確認しておくと安心です。

また、利用条件についても注意が必要です。両替機によっては、特定の金額帯や枚数に制限が設けられていることがあります。例えば、1回の利用で最大500枚まで、あるいは10万円までといった上限が設定されているケースもあるため、必要な両替が一度にできるかどうかを確認してから利用するようにしましょう。特に大量の両替を希望する場合は、事前に施設や銀行に問い合わせておくことをおすすめします。

手数料・確実さ・手軽さで選ぶ対応店舗別ガイド

目的	おすすめ場所	手数料
手軽さ	コンビニATM	無料〜
確実さ	銀行窓口	数百円〜
安さ	口座入金・引き出し	無料〜

今後のお得な両替活用法と注意すべきルール

手数料や両替ルールは、金融機関の方針や社会情勢、キャッシュレス化の進展によって年々変化しています。そのため、「去年までは無料だったのに、今年からは有料になっている」といったケースも珍しくありません。こうした変化に対応するためには、定期的に金融機関の公式サイトをチェックする、あるいは窓口で直接確認するなど、最新の情報収集を習慣化することが大切です。

また、今後ますます進むキャッシュレス社会では、小銭の使用頻度が下がる一方で、逆両替のニーズが減っていく可能性もあります。そうした中でも、特定の場面—たとえば地域の集金行事や個人間の現金取引、旅行先での支払いなど—では依然として小銭の必要性が残るため、柔軟に対応できるよう準備しておくことが望ましいです。

さらに、裏ワザ的な方法を活用する場合でも、公共マナーや施設ごとのルールを守ることは必須です。たとえば、ATMやセルフレジを用いた両替行為が他の利用者に迷惑をかけるような使い方にならないよう、時間帯や混雑状況を考慮して行動することが求められます。

最も重要なのは、利便性と節度のバランスを取ること。お得に、効率よく、そして気持ちよく両替を活用するために、常に「最新の情報を確認する」「公共マナーを守る」「自分の使い方を見直す」という3つのポイントを意識しましょう。