シークレットモード(プライベートブラウズ)が解除できないと、画面がずっと暗いままだったり、通常モードに戻れなかったりと不安になりますよね。「どこを押せばいいの?」「設定を間違えたかも」と焦ってしまう方も多いでしょう。特に最近のiOSアップデートでは、操作画面のレイアウトやボタン配置が変わっているため、以前の方法が通用しないケースも増えています。さらに、SafariとChromeでは仕組みが異なるため、同じ“シークレットモード”でも解除の方法が少しずつ違うのです。
このガイドでは、初心者の方でも安心して試せるように、画面の見分け方から原因別の対処法、そしてトラブルが続くときの最終手段までを、やさしく丁寧に解説しています。もし「黒い画面のまま戻らない」「プライベートボタンが出てこない」といった症状がある方も、このページを読み進めればきっと解決のヒントが見つかるはずです。焦らずゆっくり、一つひとつ確認しながら進めていきましょうね。
- iPhoneのシークレットモード(プライベートブラウズ)とは?基本の仕組み
- Safariでシークレットモードを解除する方法【iOS17対応】
- Chromeでシークレットモードを解除する方法
- シークレットモードが解除できない主な原因と対処法
- 画面が黒いまま/白くならない時に確認すべきポイント
- シークレットモードの切り替えボタンが表示されない時のチェック項目
- 勝手にシークレットモードが起動してしまう原因と対処
- iOS17の新機能「Face IDでプライベートブラウズをロック」する設定
- 企業・学校(MDM)管理のiPhoneで解除できないケース
- 子どものiPhoneでシークレットモードが使えない/解除できない時のポイント
- 他ブラウザ(Edge・Firefox)でのシークレットモード解除手順
- よくある質問(Q&A)
- どうしても解除できないときの最終手段
- iPhoneのシークレットモードを解除する方法まとめ
iPhoneのシークレットモード(プライベートブラウズ)とは?基本の仕組み

通常モードとの違い
通常モードでは、閲覧履歴・検索履歴・Cookieなどが端末内に保存され、次回のアクセスがスムーズになるなどのメリットがあります。一方、シークレットモードではこれらの情報が一切残らず、閲覧後に自動的にデータが削除されます。画面が暗い色(黒やグレー基調)になっているときは、プライベートブラウズが有効になっているサインです。この色の違いで「今どちらのモードなのか」を簡単に見分けられるのもポイントです。
どんな場面で使われる機能か
シークレットモードは、履歴を残したくないときに役立ちます。たとえば、プレゼントの購入サイトを調べているときや、家族と共有しているiPadを使うときなどが代表的な例です。さらに、レンタル端末や友人のスマホを借りて一時的に調べ物をする場合にも安心して使えます。検索履歴やログイン情報が残らないため、プライバシーを守りたいシーンで活躍する便利な機能です。
保存されない情報(履歴・キャッシュ・Cookie)
シークレットモードでは、閲覧履歴、検索キーワード、アクセスしたサイトURL、Cookie(サイトが記録する一時データ)など、個人情報に関わるデータが自動的に削除されます。これにより、他人がスマホを触ったときに「どんなページを見たのか」が分からないようになっています。端末を共有している人にとっては心強い仕組みですね。
保存される情報(例外項目と注意点)
ただし、すべてが消えるわけではありません。ブックマークに登録したページや、ダウンロードしたファイル、サイトにアップロードしたデータなどは端末に残る場合があります。また、インターネット接続を提供する通信会社や職場・学校のネットワーク管理者は、アクセス履歴を確認できることもあります。そのため、「完全に痕跡ゼロ」ではないという点を理解して、用途に合わせて賢く使い分けることが大切です。
Safariでシークレットモードを解除する方法【iOS17対応】

手動でプライベートブラウズをオフにする手順
Safariの下部にあるタブボタンをタップし、画面中央または下部に表示される「プライベート」や「通常」などのモード切り替え部分を確認しましょう。ここで「プライベート」から「通常」を選択すれば、シークレットモードを解除できます。iOS17では画面デザインが少し変わり、ボタン位置が下側に移動しているため、見つからない場合はタブ一覧を上方向にスワイプすると切り替え項目が出てきます。切り替え後は画面が白っぽくなり、通常モードへ戻ったサインです。
プライベートタブをすべて閉じる方法
プライベートブラウズ中に開いた複数のタブをまとめて閉じたい場合は、右下の「×」や「すべて閉じる」ボタンを長押ししてみましょう。メニューが表示され、「プライベートタブをすべて閉じる」を選択することで一括削除できます。端末の動作を軽くしたいときや、うっかり残ってしまったタブを整理したいときにも有効です。閉じる前に重要なページがないかだけチェックすると安心ですね。
画面が白く戻るかどうかで解除できたか確認する
シークレットモードを解除できたかどうかは、画面の背景色で簡単に判断できます。プライベートブラウズ時は背景が黒やグレーになっていますが、通常モードでは白い画面になります。もし白くならない場合は、プライベートタブがまだ開いている可能性があります。タブ一覧を再度開き、プライベート表示が残っていないか確認してみてください。
「プライベート」ボタンが表示されないときの対処
「プライベート」ボタン自体が見つからない場合は、スクリーンタイムで制限がかかっていることがあります。「設定 → スクリーンタイム → コンテンツとプライバシーの制限」を開き、Safariのブラウズ機能が制限されていないかを確認してみましょう。また、iOSのUI(画面構成)変更により、ボタン位置が上から下に移動していることもあるので、タブ一覧を開いたあと、ゆっくりスクロールして探すのがコツです。
iOS16・iOS17で変わる操作方法の違い
iOS16以前ではタブバーが上部にありましたが、iOS17では画面下に移動しています。そのため、以前の操作に慣れている人は戸惑いやすいでしょう。プライベートモードの切り替えボタンも「タブ一覧 → 画面中央付近 → 通常/プライベート選択」という流れに変わっています。もし見つけにくいときは、画面下部を上方向にスワイプするか、タブ画面を何度か切り替えてみてください。新しいデザインに慣れるまでは少し時間がかかりますが、一度覚えればより直感的に操作できます。
Chromeでシークレットモードを解除する方法

通常タブへの切り替え手順
Chromeの右上にある「タブ」ボタン(四角が重なったアイコン)をタップし、現在開いているタブ一覧を表示します。上部に「シークレット」や「通常」などのタブグループが出ている場合、「通常」を選択すると解除されます。シークレットモード中は背景が黒く表示されているため、通常モードに切り替わると白や明るいグレーになるのが目安です。切り替え後は、開いているページが通常モードとして扱われるようになります。
シークレットタブをすべて閉じる方法
複数のシークレットタブを一気に閉じたい場合は、右上のタブボタンを押してシークレットタブ一覧を開き、右下の「すべて閉じる」をタップします。個別に閉じたい場合は、各タブをスワイプで削除することも可能です。もし「すべて閉じる」ボタンが表示されない場合は、アプリのバージョンが古い可能性があるため、最新のChromeに更新してから再度確認してみてください。タブを整理すると動作も軽くなるので、定期的なメンテナンスにもおすすめです。
Chrome固有の不具合があるときの対処(キャッシュ・バージョン確認など)
Chromeがうまく動作しない場合は、アプリを一度終了して再起動してみましょう。それでも改善しない場合は、「設定 → Chrome → ストレージ」からキャッシュデータを削除すると解消することがあります。また、アプリのバージョンが古いと、最新のiOSとの互換性が取れずに不具合が起きやすくなります。App Storeで更新を確認し、最新版にアップデートしておくと安心です。さらに、端末を再起動することで一時的なバグがリセットされることも多いので、試してみる価値があります。
シークレットモードが解除できない主な原因と対処法

スクリーンタイムが原因で解除できない場合
シークレットモードが使えない一番多い原因が、スクリーンタイムの設定による制限です。「設定 → スクリーンタイム → コンテンツとプライバシーの制限」を開くと、Safariのプライベートブラウズが無効になっていることがあります。特にファミリー共有で保護者が制限を設定している場合、自分では解除できないことも。こうした場合は、保護者に制限解除を依頼する必要があります。設定を「許可」に戻すことで、再びプライベートブラウズを使えるようになります。
「プライベート」が消える/押せないときに見直す設定
「プライベート」ボタンが押せなかったり表示されない場合は、「Webコンテンツ」設定を確認してみましょう。「設定 → スクリーンタイム → コンテンツ制限 → Webコンテンツ」で「制限なし」を選択すれば、多くの場合改善します。以前のiOSバージョンではこの項目が別の位置にあることもあり、古い端末を使っている方は場所が異なる可能性があります。設定を変更したら、Safariを一度終了して再起動してみると反映されやすいです。
iCloud・同期の影響で切り替えがうまくいかないケース
SafariはiCloudで他のAppleデバイスとタブを共有する機能があります。これにより、MacやiPadで開いたプライベートタブがiPhone側でも表示されることがあり、切り替えがうまくいかないように見えることがあります。その場合は、「設定 → Apple ID → iCloud → Safari」の同期を一時的にオフにしてみましょう。オフにすることで、端末ごとに独立したタブ管理が可能になり、トラブルが減ります。
アプリのバグ・キャッシュによる一時的な不具合
SafariやiOSの一時的な不具合が原因で解除できないケースもあります。まずはSafariを完全に終了させてから再起動しましょう。それでも改善しない場合は、「設定 → Safari → 履歴とWebサイトデータを消去」でキャッシュを削除します。古いデータが残っていると動作に影響を与えることがあるため、定期的な削除がおすすめです。削除後は動作が軽くなり、ボタンが正常に動くようになる場合があります。
再起動・アップデートで改善するケース
それでも直らない場合は、端末自体を再起動してみましょう。システムの一時的なエラーが解消されることがあります。また、古いiOSバージョンを使用していると、既知の不具合が残っていることも。最新のiOSにアップデートすることで改善するケースが多いです。特にiOS16から17にかけてはSafariの仕様が大きく変わったため、最新状態にしておくと安定性が高まります。
画面が黒いまま/白くならない時に確認すべきポイント

プライベートタブが残っている場合の見分け方
シークレットモードを解除したつもりでも、実はプライベートタブが1枚でも残っていると画面が暗いままになることがあります。まずはタブ一覧を開き、画面下部の「プライベート」ボタンが有効になっていないかを確認しましょう。もし「プライベート」が選択されている場合は、通常タブに切り替えてください。複数のプライベートタブを開いている場合は、一度すべて閉じると確実です。閉じる際は重要なページがないかもチェックしておくと安心ですね。
壁紙・ダークモードと見間違えやすいポイント
意外と多いのが、ダークモードによる勘違いです。iPhoneの「設定 → 画面表示と明るさ」でダークモードがオンになっていると、通常モードでも画面全体が黒っぽく見えることがあります。この場合、プライベートブラウズでなくても背景が暗いままに感じられるのです。もし心配な場合は、ライトモードに切り替えて確認してみましょう。画面が白く変化すれば、シークレットモードではなく単なる配色設定の影響だったと分かります。
Safari表示設定のリセットで改善する場合
設定を変更しても画面が暗いままの場合、Safariの表示設定やシステム設定が影響している可能性があります。「設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → すべての設定をリセット」を選ぶと、画面表示やブラウザの動作が初期状態に戻り、改善するケースがあります。ただし、この操作を行うとWi-Fiパスワードなどもリセットされるため、事前にメモを取っておくと安心です。リセット後は一度Safariを再起動し、白い背景が戻っているか確認しましょう。
シークレットモードの切り替えボタンが表示されない時のチェック項目

SafariのUI変更(iOSバージョン差)による表示場所の違い
iOS17以降では、Safariのタブ切り替えボタンの位置が大きく変わり、画面下部に統一されました。従来のiOS16やそれ以前のバージョンでは上部にあったため、慣れている人ほど「ボタンが消えた」と感じやすいです。タブ一覧画面を開いたあと、画面下の中央付近をゆっくり確認してみましょう。そこに「通常」「プライベート」などの切り替え項目が表示されているはずです。もし見つからない場合は、画面を上方向にスワイプすることで再表示されることもあります。また、表示が一時的にバグで消えることもあるため、Safariを再起動してみるのも効果的です。
スクリーンタイムの制限で非表示になっているケース
子ども用のiPhoneやファミリー共有設定がある場合、スクリーンタイムによってプライベートブラウズが制限されている可能性があります。「設定 → スクリーンタイム → コンテンツとプライバシーの制限」を開き、「コンテンツ制限」内の「Webコンテンツ」をチェックしてみましょう。「制限付き」や「成人向けWebサイトを制限」が選ばれていると、プライベートモードが自動的に非表示になります。この設定を「制限なし」に変更することで、ボタンが再び現れることが多いです。設定変更後は、Safariを一度終了して再度起動すると反映されやすくなります。
MDM(企業・学校管理)のiPhoneで制限されている可能性
会社や学校から支給されているiPhoneの場合、MDM(モバイルデバイス管理)という仕組みによって、シークレットモードの利用が制限されていることがあります。これは情報漏えい防止のために意図的に設定されているため、個人の操作では解除できません。確認したい場合は、「設定 → 一般 → VPNとデバイス管理」を開き、構成プロファイルがインストールされていないか確認してみてください。もしプロファイルが存在する場合は、IT管理者や学校のシステム担当者に相談するのが確実です。自分で削除すると業務アプリが使えなくなる場合もあるため、勝手に操作しないように注意しましょう。
勝手にシークレットモードが起動してしまう原因と対処

Safariが前回の状態を復元する仕様
Safariは、前回終了時に開いていたタブを自動的に復元する仕組みを持っています。そのため、最後に使っていたのがプライベートブラウズだった場合、次回起動時もそのままシークレットモードで開くことがあります。これは故障や設定ミスではなく、Safariの正常な挙動です。もし「勝手にプライベートになっている」と感じる場合は、アプリを閉じる前に通常モードへ戻しておくことがポイントです。また、バックグラウンドでSafariを完全に終了させずに再度開くと前回の状態が残るため、ホーム画面を上にスワイプしてアプリを完全終了させるのも有効です。
毎回通常モードで始めたいときの設定と習慣
毎回通常モードでSafariを開きたい場合は、ちょっとした習慣づけが効果的です。たとえば、作業を終える前に「タブ一覧 → 通常モード」に切り替えておくと、次に開くときも白い画面で始まります。また、「設定 → Safari → 履歴とWebサイトデータを消去」で前回のセッション情報をリセットするのもおすすめです。これにより、前回のタブやページが復元されず、常に新しい状態からスタートできます。もし面倒に感じる場合は、アプリを閉じるたびに“通常モードに戻す”を意識するだけでも十分です。
設定アプリで見直すべき項目
それでも勝手にシークレットモードが起動してしまう場合は、設定アプリでいくつかの項目を見直してみましょう。「設定 → Safari → 履歴とWebサイトデータを消去」で過去の閲覧履歴やキャッシュを削除することで、Safariの挙動が安定することがあります。また、「設定 → Safari → タブを閉じる」の項目を「1日後」や「1週間後」に変更しておくと、古いプライベートタブが残りにくくなります。これにより、次回起動時にプライベートモードが自動で復元される可能性を減らすことができます。必要に応じて、iOSの再起動も試してみるとよいでしょう。
iOS17の新機能「Face IDでプライベートブラウズをロック」する設定

設定~有効化までの手順
iOS17では、プライベートブラウズをFace IDで保護できるようになりました。設定方法は「設定 → Safari → プライベートブラウズのロック」から操作します。スイッチをオンにすると、Safariのプライベートタブを開くたびにFace IDでの本人確認が求められるようになります。ロック解除に失敗した場合は画面が自動的に閉じるため、他人が覗き見しようとしても内容を見られません。なお、この機能は端末のFace IDが設定されていることが前提ですので、まだ登録していない方は「設定 → Face IDとパスコード」から事前に設定しておきましょう。
セキュリティ面のメリット
この機能の最大の利点は、スマートフォンを他人と共有している場合や一時的に貸す場面での安心感です。たとえば家族や同僚に一瞬スマホを渡す際も、プライベートブラウズを開こうとすると自動的にFace ID認証が必要になるため、個人的な閲覧内容を見られるリスクを大幅に減らせます。また、紛失時にもプライベートタブ内のデータが守られるため、情報漏えいの防止にも役立ちます。特に仕事用と私用を兼ねてiPhoneを使っている人には、プライバシー保護の強化手段として非常に有効です。
不便な場合にオフにする方法
もしFace IDによるロックが煩わしく感じる場合や、認証に時間がかかるときは、同じ「設定 → Safari → プライベートブラウズのロック」画面からスイッチをオフにすることで簡単に解除できます。オフにすれば、従来通りタップだけでプライベートタブを開けるようになります。ただし、セキュリティ面の保護も同時に解除されるため、家族共有の端末や仕事用のiPhoneでは慎重に判断することをおすすめします。なお、一時的にだけオフにしたい場合は、操作が終わったあとに再びオンに戻しておくと安心です。
企業・学校(MDM)管理のiPhoneで解除できないケース
MDMプロファイルが制限する内容
会社や学校で配布されているiPhoneは、情報漏えい防止のために「MDM(モバイルデバイス管理)」という仕組みで制御されています。このMDMプロファイルでは、アプリのインストール制限やカメラの利用制限だけでなく、プライベートブラウズ(シークレットモード)そのものを禁止している場合があります。そのため、どんなに設定を探しても「プライベート」モードの項目が表示されなかったり、ボタンがグレーアウトして押せないケースが見られます。これは故障ではなく、セキュリティポリシーによる制限です。
個人では変更できない設定かどうかの見分け方
自分の操作で解除できる設定かどうかを見分けるには、「設定 → 一般 → VPNとデバイス管理」を開きましょう。ここに“構成プロファイル”や“デバイス管理”という項目が表示されていれば、MDMによる管理が行われています。特に企業名や学校名が記載されたプロファイルがある場合は、個人の操作では変更できません。この設定は管理者側がセキュリティ基準に基づいて設けているため、無理に削除しようとすると端末が利用停止になることもあります。
確認手順(設定 → 一般 → VPNとデバイス管理)
- 「設定」アプリを開く。
- 「一般」→「VPNとデバイス管理」をタップ。
- 一覧に“構成プロファイル”が表示されているか確認。
もし管理者プロファイルが登録されている場合、その端末はMDMで管理されているため、プライベートブラウズの制限を解除することはできません。業務端末であれば、会社のIT部門または学校のシステム担当者に相談するのが最も安全です。自分で削除や変更を行うと、業務アプリが使えなくなるリスクやセキュリティ違反になる可能性もあるので注意しましょう。
子どものiPhoneでシークレットモードが使えない/解除できない時のポイント

ファミリー共有・スクリーンタイムの影響
子ども用のiPhoneでは、ファミリー共有で設定されたスクリーンタイムが優先されます。たとえ本人が設定を変更しようとしても、保護者側で制限がかかっているとプライベートブラウズのボタン自体が非表示になることがあります。特に「コンテンツとプライバシーの制限」でWeb閲覧に制限をかけている場合、シークレットモードをオン・オフする操作ができません。こうした状況では、まず保護者が設定を一時的に解除する必要があります。
「Webコンテンツ」制限でプライベートが出ない場合
シークレットモードが表示されないときは、「設定 → スクリーンタイム → コンテンツ制限 → Webコンテンツ」を確認しましょう。「成人向けWebサイトを制限」になっていると自動的にプライベートモードが無効化されます。この場合、「無制限アクセス」に切り替えることで、プライベートタブが再び利用できるようになることがあります。設定を変更したあとはSafariを再起動するのも忘れずに。反映まで少し時間がかかる場合があるため、いったんアプリを閉じてから再度開くとスムーズです。
保護者側で確認すべき設定項目
ファミリー共有の管理者(保護者)は、自分のiPhoneからも子どもの設定を確認できます。「設定 → スクリーンタイム → ファミリー → お子様の名前」を選び、「コンテンツとプライバシーの制限」を開いてWebコンテンツの設定を見直しましょう。また、シークレットモードを一時的に許可したい場合は、ここで「無制限アクセス」に切り替えておくとスムーズです。必要がなくなったら再び制限を有効に戻しておくと安心です。保護者がリモートで操作できるのは便利ですが、設定を変更するときはお子さんにも理由を説明しながら行うと、信頼関係を保ちながら安全に使えます。
他ブラウザ(Edge・Firefox)でのシークレットモード解除手順
EdgeのInPrivate解除方法
Microsoft Edgeでは、シークレットモードにあたる機能が「InPrivate」モードと呼ばれています。解除するには、まず画面下部または右上のタブボタンをタップしてタブ一覧を開きましょう。InPrivateタブには青い「InPrivate」ラベルが表示されるため、見分けやすいのが特徴です。すべてのInPrivateタブを閉じたい場合は、右下の「×」や「すべて閉じる」をタップすればOKです。個別に閉じたい場合は、各タブをスワイプして削除することも可能です。閉じ終えたら、画面が白く戻っているか確認しましょう。これで通常のブラウジングモードに切り替わります。
Firefoxのプライベートタブを閉じる方法
Firefoxの場合、プライベートタブは紫色のマスクアイコンが付いて表示されます。このマークがあるタブをすべて閉じることで、シークレットモードを解除できます。まず画面右下のタブアイコンをタップし、プライベートブラウズの一覧を開きましょう。個別に閉じたい場合はスワイプで削除、一括で閉じたい場合は「すべて閉じる」を選択します。なお、Firefoxではタブを閉じると同時に履歴やCookieも削除されるため、再度同じページを開くときは再ログインが必要になります。タブを閉じたあとに通常モードのタブに戻っているか確認し、背景色が明るくなっていれば解除完了です。
よくある質問(Q&A)

シークレットモードにすると本当にバレない?
完全に匿名になるわけではありません。たとえば、同一Wi-Fi内の管理者やネットワークの監視ツールを使っている企業・学校では、アクセス先のドメインを確認できることがあります。また、閲覧しているサイト自体もあなたのIPアドレスを把握しているため、完全に足跡を消すことはできません。プライバシーを守る目的では有効ですが、「誰にも一切知られない」とは限らない点を理解しておきましょう。
解除後に履歴が残らないのはなぜ?
シークレットモード中は、閲覧履歴や検索履歴、Cookieなどの情報を端末が保存しない仕組みになっているためです。そのため、タブを閉じると同時に記録が消え、次回起動時に前回のページが表示されることはありません。ただし、ブックマークやダウンロードしたファイルは端末内に残るため、完全に痕跡を消したい場合はそれらも手動で削除する必要があります。また、履歴が残らないことで家族や同僚に見られるリスクを減らせますが、同時に便利なオートコンプリート機能も使えなくなる点に注意しましょう。
アプリ内ブラウザの「秘密モード」とは何が違う?
SNSやショッピングアプリなどに内蔵されている「秘密モード」は、各アプリが独自に提供している簡易的なプライベート閲覧機能です。SafariやChromeのようにシステム全体の履歴を非保存にするわけではなく、そのアプリ内だけで履歴やCookieを残さない仕組みになっています。そのため、他のアプリやブラウザには影響しません。用途としては、アプリ内でリンクを開いたときに履歴を残したくない場合などに使うと便利です。
シークレットモードでも保存される意外な情報とは?
一般的に履歴やCookieは保存されませんが、実は一部の情報は端末内に残ります。たとえば、ダウンロードしたファイルは「ファイル」アプリやダウンロードフォルダに残りますし、検索エンジンが次回の候補を学習する場合もあります。また、端末自体のDNSキャッシュには一時的にアクセス履歴が記録されることもあるため、完全に痕跡ゼロとは言えません。どうしても情報を残したくない場合は、端末を再起動してキャッシュをクリアしたり、VPNを利用して通信経路を暗号化するのも一つの方法です。
どうしても解除できないときの最終手段
Safariのデータをリセットする方法
「設定 → Safari → 履歴とWebサイトデータを消去」を実行すると、閲覧履歴・キャッシュ・Cookie・サイトデータなどがすべて初期化されます。これにより、ブラウザ内部に蓄積された不要なデータや誤作動の原因となるキャッシュが削除され、動作が安定することがあります。実施前には、保存しておきたいログイン情報やフォームデータが消える点に注意しましょう。リセット後は一度端末を再起動し、再びSafariを開いて画面が通常モードに戻るか確認してください。場合によっては、iCloudの同期データが影響していることもあるため、一時的にSafariのiCloud同期をオフにしてから試すとより効果的です。
プロファイル・VPNが干渉している場合の対処
シークレットモードが解除できない原因の一部には、構成プロファイルやVPNアプリの干渉が考えられます。特に企業・学校などで使われているiPhoneでは、セキュリティポリシーによってプライベートブラウズが制限されることがあります。その場合、「設定 → 一般 → VPNとデバイス管理」からプロファイルを確認し、不要なものを削除することで改善するケースがあります。また、VPNアプリを常時接続にしていると通信が暗号化され、Safariの挙動が不安定になることも。VPNを一時的にオフにして動作を確認するのがおすすめです。もし問題が解消されるようであれば、別のVPNアプリを検討するのも良いでしょう。
Appleサポート案件になる症状とは?
上記の方法をすべて試しても解除できない場合、iOSの内部エラーやSafariアプリのシステム不具合が原因である可能性があります。たとえば、画面が黒いまま変わらない、Safariが強制終了する、設定変更が反映されないといった症状が見られる場合です。こうしたケースでは、Appleサポートに相談して修理またはiOSの再インストールを検討するのが確実です。Appleの公式サイトやサポートアプリからチャット・電話・持ち込み修理を予約できるので、無理に自己解決を試みず、専門スタッフに診断を依頼するのが安心です。
iPhoneのシークレットモードを解除する方法まとめ

シークレットモードは確かに便利な機能ですが、思うように解除できないと焦ったり不安になったりするものです。とくにiOSのアップデートによってボタン配置や操作手順が変わることもあり、「前までできたのに…」と戸惑う方も少なくありません。そんなときは、SafariやChromeといったブラウザごとの基本操作を見直すだけでなく、スクリーンタイムやMDM設定、iCloud同期といった“裏側の仕組み”にも注目してみましょう。これらを順に確認することで、意外と簡単に原因を突き止められることがあります。
また、シークレットモードを使う場面を見直すのも大切です。例えば一時的な調べ物や共有端末の利用時には便利ですが、長く使い続けると通常モードとの差が分かりにくくなることも。操作のたびに「画面が白い=通常モード」「暗い=プライベートモード」と意識しておくと、ミスを防ぎやすくなります。さらに、今後も快適に使うためには定期的なキャッシュの削除やiOSアップデートも忘れずに行いましょう。焦らず一つずつ確認すれば、必ず解決の糸口が見えてきます。