購入衝動を抑える:誘惑に弱い7つの状況

〇✕悩む女性 シンプルライフ
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過剰なショッピングを見直す方法をご提案します。

以前に購入欲を刺激する原因を分析した結果、今回は衝動的に買い物をしてしまう典型的な場面を特定し、予防策を紹介します。

自分が弱いポイントやよく負けるシチュエーションを理解しておくことで、それらを事前に避けることができるかもしれません。

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1.ストレスが溜まっているとき

私自身の経験からも言えますが、忙しい仕事や家事、人間関係のトラブル、将来の不安があるときには、特に買い物をしたくなります。

買い物によって一時的に気分転換ができ、心がリフレッシュされますが、これを主なストレス解消法に依存することは避けたほうが良いでしょう。

日常生活で不要なストレスを感じないよう努めることが重要です。例えば、やるべき仕事を先延ばしにすると、後で慌てて処理する羽目になり、その最中についオンラインショッピングをしてしまうこともあります。

仕事を終えた後に「よくやった!自分を褒めたい!」と思う気持ちが、無駄遣いを誘発することもあります。

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2.給料日後

給料を受け取ると、「今月も頑張った自分へのご褒美を」と思う気持ちが強まり、購入に走ることがあります。特に給料日のすぐ後に買い物をするのが習慣になっている人は多いです。

口座にお金が入ると一時的に「お金が増えた」と感じる安心感から、つい無駄遣いをしてしまうことがありますが、実際にはそのお金は生活費などで消費されるため、給料日を迎えたからといって実質的に豊かになったわけではありません。

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3.セールや限定キャンペーンの際

以前の記事でも触れた通り、多くの人がセールやキャンペーンに弱いです。割引された商品を見ると、つい購入したくなる衝動に駆られます。

この理由は、「見逃したくない」という心理が働いているからです。特に、お得に感じることを重視して判断する人たちは、セールの誘惑に負けやすいです。

「今だけ」「本日限定」「限定商品」といった言葉が付いている商品は、「今すぐにでも買うべき」と感じさせます。このような「限定」や「ただ今だけ」という表現は、その商品が他にはない貴重なものであると錯覚させます。

人は珍しいものに価値を感じる傾向があるため、特別な商品が格安で提供されていると感じることもあります。

セールに負けないための私の対策は次のようなものです:

  • セール商品は購入しないという明確なルールを設ける
  • 必要なものと欲しいだけのものを区別する習慣を身につける
  • 購入する際にはすぐに決断せず、数時間から1年の間、その必要性を再考する
  • 検討中のアイテムをノートに記録し、30日間経過後にその購入を再評価する
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4.退屈している時

何もすることがない退屈な時間は、不要な買い物を増やす原因となります。

退屈すると新しい刺激を求める気持ちが強まり、買い物がその解消手段として手軽に思えます。スマートフォンを使って少しブラウズするだけで、購入ボタンを押すとすぐに商品が届くため、非常に便利です。

家で快適に過ごしながらも、すぐに物を手に入れることができるのは魅力的な体験ですが、これがネットショッピングが習慣化する原因の一つです。

退屈を感じたときは、以下の方法を試してみると良いでしょう:

  • 常に何かをしている活動的な生活を心がける
  • 退屈な時にできることのリストを作り、買い物以外の活動を用意する
  • ネットショッピングのハードルを上げるために、アプリの削除や会員登録の解除、クレジットカードの隠し場所を設定するなどの措置をとる

5.新しい活動を始めたとき

新しい趣味や仕事を始める際、それに必要なアイテムの購入が自然と増えることがあります。これは自分自身だけでなく、例えば家族の誰かが新しいライフステージに進むときも同様です。特に子供が大学に進学するような場合に顕著です。

多くの人は新しいことを始める際に失敗を恐れるため、良いスタートを切るために「必要な準備を整えたい」と思いがちです。

例えば、新しい仕事では適切な服装やバッグ、効率的に作業を進めるためのデバイスが求められますし、学生なら新しい文房具や衣類が必要だと思われることでしょう。

しかし、必要最小限のアイテムがあれば十分であり、既に持っているものを活用することも可能です。アイテムを過剰に揃えると、新しい活動を始めること自体が難しくなる場合もあります。

6.家族や友人と買い物をするとき

他人と一緒に買い物をすると、一人でいるときよりも購入する量が増えることがあります。他の人が商品をカートに入れるのを見て、自分もその商品を購入することを決めた経験はありませんか?

これは社会的証明の一例で、私たちは他人の行動を参考にし、多くの人がしていることを「正しいこと」と感じる傾向にあります。

特に親しい家族や友人との買い物では、その共感や団結感から同じ商品を購入することが多いです。買い物をあまりしない人と一緒なら問題は少ないですが、消費を楽しむタイプの人といると、自分の購入を正当化しやすくなります。

他人の影響を受けやすい場合、一人で買い物をするのが最も良い方法です。それが難しい場合には、予算を事前に決めておく、クレジットカードを家に置いていく、あくまで相手のサポートに徹するなどの対策を取ることが効果的です。

7.断捨離完了後の心理状態

部屋の不要なものを整理して空間を確保した後、意外と新しいものを購入してしまうことがあります。片付けたばかりなのに、なぜ新たに物を買うのかと不思議に思うかもしれません。

実は、断捨離そのものが目的となってしまい、それを達成した後に「次に何をすれば良いのか」と戸惑い、虚無感を覚える人が少なくありません。このような空虚感を埋めるために、新たな購入が魅力的に感じられるのです。

また、理想的な生活空間を目指す影響で、雑誌やSNS、テレビで見た家具やデコレーションに惹かれ、「部屋をもっと素敵にしたい」と思うこともあります。不要なものを捨てたことでできたスペースを、新しいアイテムで満たしたくなるのです。

断捨離を成功させた満足感から、「自分へのご褒美」として買い物をすることもあります。時間が経つと、再び物が増えてしまうのはよくあることです。

断捨離を終えた後は、新たな目標や課題にすぐに取り組むことが望ましいです。

まとめ

買い物の誘惑に負けやすい7つの状況を詳しく見てきましたが、それ以外にも誘惑する状況は多々あります。例えば、影響力のあるインフルエンサーが推奨する商品を見た時、ライバルが新しいアイテムを手に入れた時、メディアで魅力的な商品を目にした時、季節の変わり目や自分を表現したい時などがあります。

現代はとても手軽に買い物ができるため、さまざまなきっかけが購入に繋がります。購入行動を記録し分析することで、どのような時に衝動的に買ってしまうのかが明らかになります。

衝動買いを真剣に防ぎたいなら、自己モニタリングを徹底することを推奨します。

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