東西南北の方角の覚え方、どうしていますか?
誰もが当たり前のように覚えている方向でも、覚え方を聞かれるとちょっと説明が難しいことがあります。
学校で方角を学び始めた子供が、どうやって覚えるか尋ねてきた時、自分がどうやって覚えたのか思い出せずに戸惑いました。
大人にとっては自明のことでも、子供にとっては難しいことですよね。
しかし、英語やマークを利用して工夫することで、簡単に覚えることができるんですよ。
ここでは、方角の覚え方をいくつかご紹介します。
次女が方角に興味を持ち、覚え方を聞かれた時に、どう教えるか迷っていましたが、すでに学校で習っている長女に尋ねたところ、興味深い答えが返ってきました。
そこで今回は、方角の覚え方を
英語を使った方法
マークを利用した方法
を含めて、子供にもわかりやすくお伝えしたいと思います。
まだ方角を覚える途中のお子さんをお持ちの親御さんや、自分自身でもまだ自信がない方々も、ぜひご一読くださいね!
東西南北の覚え方!
それでは、東西南北の覚え方をご紹介します。
今回、私がお伝えしたい記憶術は
形の特徴で覚える
「北」を中心に覚える
の2つです!
形の特徴は少しイメージしやすいですが、「北」を中心に覚えるって何だろうと思いますよね?
理解しづらいかもしれませんが…
でも、この2つはとても覚えやすい手法なんですよ!
それでは、詳しく説明していきますね。
形の特徴で覚える
普通、北を中心にして右が東、左が西、後ろが南と覚えます。
東西南北
北を中心にして後ろが南というのは理解しやすいですが、右と左をどうやって覚えるか…そこがポイントなんです!
右が東・左が西と記憶すると、正確に覚えるのが難しくなりますよね。
しかし、よく見てみると。
ひらがなにしてみると…
右→東
みぎ→ひがし
左→西
ひだり→にし
東西南北 記憶術 形の特徴
気づきましたか?
2文字の右には3文字の東、3文字の左には2文字の西という特徴があるんです!
この2文字と3文字の組み合わせは、子供にとって理解しやすいですね。
「北」の文字から覚える
方角を覚える方法は様々ですが、一つの面白い方法をご紹介しましょう。
方角の漢字、「北」をじっくりと見てみてください。
漢字の右側は、カタカナの「ヒ」に似ていると思いませんか?
それで右が東と結びつきます。
そして、左側は…カタカナの「二」に似ていませんか?
それで左が西に関連付けられるわけです。
しかし、どんな方法でも北の方向が分からなければ意味がありませんが…
もちろん、コンパスを使えばすぐに方向が分かります。
ただし、常にコンパスを持ち歩くとは限りませんよね。
そこで、私は長女に尋ねてみました。
彼女は北の方角を覚えるために太陽の位置を使っているそうです!
過去に私も同様のことを言っていましたが、太陽が高く昇る日当たりの良い南向きの家が多いことから、ベランダはほとんどが南側にあるそうです。
だから、南向きのベランダに背を向け、北の方向を見つけたそうです。
そう言われてみれば、私も子供の頃は朝太陽が昇る空と方角を覚えていて、それを基に東西南北を探していました。
東から昇り西に沈む太陽は、常に同じ方向に動くものですね。
太陽の位置を確認できるときには、簡単で覚えやすい手法ですよ。
東西南北を英語で覚える
方角を英語で覚える方法がありますよね?
はい、東西南北を英語で覚えてみましょう!
日本語では「東西南北」という順番ですが、英語では順番が異なり「北南東西」となります。
それぞれを英語で表現すると…
north(北)
south(南)
east(東)
west(西)
となります。
これをスムーズに覚えられたらいいのですが、簡単ではないですよね。
そこで、なじみ深い「東西南北」の最後にある「北」を最初に持ってくるとどうでしょう。
「北東西南」にしてみて、その頭文字を見てみると…
North(北)
East(東)
West(西)
South(南)
気づかれましたか?
頭文字を並べると「NEWS」となりますね。
東西南北
この方法なら覚えやすいのではないでしょうか。
方角を記号で覚える方法
地図上の特徴的なマークを使った、便利な覚え方です!
地図上のマークの解釈はお分かりでしょうか?
以前に述べた英語の覚え方と共通する部分もありますが…
地図上のマークでは、上が北ですが、左側が西(west)で右側が東(East)ですね。
この場合、左から読むと「WE」という頭文字になります。
東西南北 マーク
実は、アメリカの子供たちもこの手法で方角を覚えているんですよ!
まとめ
今回は方角の覚え方についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
以下のような覚え方がありましたね。
文字数を利用した方法
「北」という文字を使った方法
英語を使った方法
地図上のマークを使った方法
右と左、東と西の文字数を組み合わせた覚え方や、「北」という漢字が東の「ヒ」と西の「二」に似ている点が覚えやすかったですね。
また、英語を使った覚え方では「東西南北」の最後の「北」を先頭に持ってきて「NEWS」と覚えたり、地図上のマークでは左が西(west)で右が東(est)で「WE」と覚える方法をお伝えしました。
子供が成長するにつれて、大人にとっては当たり前のことを少しずつ覚えていくものです。教える際も工夫して、一緒に楽しく覚えていくといいですね。