物価の高騰が続く中、日々の食生活にも影響が現れています。特にお刺身は価格が上昇しており、購入に二の足を踏むことも少なくありません。
お刺身は特別な日のごちそうというイメージがありますが、最近では一人前や小分けパックが増え、手軽に楽しめるようになっています。
みなさんが普段から利用するスーパーはそれぞれでしょうが、お刺身を選ぶ際に「ここならコスパも良く美味しい」と信頼する店がある方も多いかと思います。
私も食材によって、肉はある店、魚は別の店というように使い分けています。
この記事では、地域は限定されますが、コストパフォーマンスと味で選ぶ美味しいお刺身を扱うスーパーをご紹介します。
美味しいお刺身を見つけるためのスーパー選びのポイント
魚市場や漁港周辺の店舗
お刺身の味わいは、その地域によって大きく異なることがあります。現代の流通技術の発展により、どこでも美味しいお刺身を手に入れることは可能ですが、魚市場や漁港に近い店舗は特に鮮度が際立ちます。こうした地域では、新鮮な海産物や地元限定の魚介類が楽しめます。例えば、「北海道に行ったら寿司を食べる」「北陸で新鮮なお刺身を味わう」といった旅行の計画をされる方も多いでしょう。漁港の近くの店舗では、獲れたばかりの魚がすぐに店頭に並び、鮮度が保証されます。また、市場で直売される魚介も魅力的です。このような場所に住んでいると、新鮮な魚を手に入れるのが容易です。
大手チェーンスーパーの場合
漁港から遠い内陸部に住んでいても、高品質なお刺身を味わうことは充分に可能です。大手チェーンスーパーは独自の供給ルートを活用し、鮮度を維持しながら大量に魚介類を仕入れています。陸路や空路を利用した迅速な輸送により、全国的に展開する大手スーパーでは、お刺身の品質が大きく向上しています。
関東地方でおすすめのお刺身を買えるスーパーと鮮魚店
この記事では、関東地方で美味しいお刺身を購入するのにおすすめのスーパーや鮮魚店をご紹介します。
角上魚類
角上魚類は、新潟県に本店を置く鮮魚専門のチェーン店です。新潟の寺泊漁港を起点に、江戸時代から続く伝統ある網元の経歴を持つこの店は、関越自動車道の開通とともに関東地方へも拡大しました。2023年6月の時点で、東京都に4店舗、埼玉県に7店舗、千葉県に3店舗、神奈川県、群馬県、長野県にそれぞれ2店舗を展開し、新潟県には本店と長岡店があります。
関東甲信越地方に店舗が集中しているのは、鮮度を保つための配慮です。店舗では様々な魚介類を扱っており、お刺身の品質には定評があります。店舗は主にロードサイドに位置しており、駅周辺にもあります。手頃な価格で人気を集めています。
コストコ・ホールセール
予想外かもしれませんが、コストコの鮮魚コーナーもお刺身選びには最適です。大量仕入れによって新鮮で高品質なお刺身が入手可能です。特に「アトランティックサーモン」はおすすめで、ノルウェーから直接輸入されたこのサーモンは、その新鮮な脂の味わいが人々を魅了しています。最近は価格が上がっていますが、小分けにして冷凍保存することで繰り返し楽しむことができます。また、お刺身用のブリも高品質で、コストパフォーマンスに優れています。
まとめ
よく、海が近い地域の北海道や北陸などがお刺身に最適だと言われます。しかし、現代の冷凍技術と流通システムの発展により、日本のどこでも美味しいお刺身を味わうことができるようになりました。
それでも、漁港や市場に近いスーパーには、新鮮な魚介類が豊富で、地元ならではの限定品も見られるため、そういった店舗の魅力は大きいです。
私が暮らす関東地方では、特にコストパフォーマンスと味で優れたお刺身を提供する「角上魚類」と「コストコ」を推薦します。これらの店はそれぞれ独自の仕入れと流通方法を採用しており、常に新鮮で美味しいお刺身を楽しむことができます。
お近くにお住いの方は、一度訪れてみることをおすすめします。