大人になってからでも、独学でピアノを弾けるようになれます。
ピアノで生計を立てていきたい!
ピアノのコンクールに出たい!
超絶上手く弾けるようになりたい!
このような目標があるのであれば、ピアノ教室に通ったほうが良いと思います。
一方、気軽にピアノに触れてみたいけど、ピアノ教室はハードルが高く感じている方には、まずは独学で進めてみることをオススメします。
ピアノを弾くには、ピアノ教室に通わなければならないというイメージもありますが、そんなことはありません。
独学でも楽しく弾く進め方があるんです。
この記事では、大人が独学でピアノを弾けるようになるまでの進め方をお伝えします。
今、楽譜が読めなくても大丈夫です。
ぜひ最後まで読んで、独学でピアノを楽しんでいきましょう。
ピアノの楽譜が読めない=ピアノが弾けないのではない!
「楽譜が読めないからピアノを弾くのはムリ〜」と思ってませんでしたか?
多分、独学で進める事の一番のハードルが、「楽譜が読めない」という事だと思います。
しかし、よく考えてみましょう。
楽譜の役割は、どの鍵盤を弾くのかを表しているものです。
そして、実際にピアノを弾くのは自分の指です。
どの鍵盤を弾くのかを表すものが、楽譜以外にあったら、楽譜を読めなくても良くないですか?
「楽譜を読む」
「ピアノを弾く(指を動かす)」
この2つを分けて考えて取り組みましょう。
ピアノ教本の順番無視!教本はYouTube
ピアノの教本といえば、バイエルとか、ハノンとかを聞いたことありませんか?
上達のレベルを「バイエルでどこまで進んだ」というように表現されるのを聞いたことがあります。
でも、独学の場合教本を無視しても大丈夫です。
独学で教本に取り組んでも、楽しくなくて続けられない可能性が高いです。
何事も楽しくなければ続かないので、いきなりですが「弾きたい曲」を弾きましょう。
自分が弾きたい曲であれば、少しづつ弾けるようになるのが楽しくなるし、モチベーションも続きます。
そして、教本代わりに使うのがYouTubeです。
YouTubeには、弾く鍵盤の場所が降りてくる動画が多数あります。
楽譜の代わりにYouTubeを使うことで、楽譜を読めなくても弾く鍵盤の場所を知ることが出来ます。
弾く鍵盤を指で押さえる事を続けることで、ピアノで1曲弾けるようになります。
ゲーム感覚で取り組めるし、慣れてくると色々な曲がすぐに弾けるようになるので楽しいですよ。
動画を選ぶ基準としては、使う指が左右1本づつの動画から始めることがおすすめです。
私の場合は「yone_easypiano」チャンネルを使用させていただいていました。
難易度が3段階から選べて、初級の場合は左右の指一本づつから始められますよ。
また、基礎が付いていないので弾き方に迷う事もあると思います。
その時は、ピアニストの森本麻衣さんのチャンネルがおすすめです。ピアノの弾き方やアドバイス等を丁寧に教えてくれていますよ。
ピアノを両手で弾けないハードルを超える方法
ピアノを弾く場合、左右片手づつならある程度スムーズに弾くことが出来ます。
しかし、両手で一緒に弾こうとすると、全く指が動かなくなります。
ピアノを両手で弾くというハードルは、想像以上に高いと思います。
そのハードルを超える方法を1つお伝えします。
それは、
「1音づつ両手の指を合わせていく」
ということです。
まず左右片手ずつ弾けるようになりましょう。
その後、YouTubeの動画で取り組んでいるのであれば、一時停止です。
左右で同じタイミングで弾く指を、1音1音合わせていきましょう。
これを繰り返し続けることで、徐々に両手で弾くことに慣れてきます。
焦らずゆっくり進めましょう。
ピアノを独学で弾くための、たった1つのコツ
ピアノを独学で進めるための、たった1つのコツをお伝えします。
それは、
「ゆっくり、丁寧に弾く」
ということです。
両手で弾くコツの所でもお伝えしましたが、1音1音丁寧に弾きましょう。
そして、ゆっくりでいいです。
ゆっくり、丁寧に練習を繰り返すことで、後で速度を合わせることが出来ます。
まとめ
ピアノ独学の進め方をお伝えしてきました。
楽譜に抵抗を持っていた方も、この方法なら進められるのではないでしょうか?
初心者レベルでも、ピアノが弾けるようになるとすごく楽しくなります。
そして、初心者レベルで1曲弾けるようになると、他の曲もどんどん弾けるようになりますよ。
楽しさがどんどん広がりますので、ぜひチャレンジして見て下さい。
なお、ある程度弾けるようになったら初心者向けでもいいので楽譜にチャレンジする事もオススメです。
楽譜には、YouTubeの動画以上に情報が詰め込まれています。その分、表現豊かな演奏に繋げることもできると思います。
弾く鍵盤を表す方法が、YouTubeから楽譜に変わるだけなので、最初よりは抵抗感は薄まると思います。
ピアノを弾く楽しさも広がりますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。