新幹線での旅行中、美味しい駅弁を手に入れたい方に最適な購入場所をお知らせします。最も良い方法は、旅の出発点である駅で事前に購入しておくことです。
途中の停車駅で購入することも可能ではありますが、どの駅弁を購入するかはあらかじめ決めておくべきです。
車内販売がなくなった今、Webやスマートフォンを使った事前予約など、さらに手軽な購入方法が増えてきています。
この記事では、駅弁をどこで買うか悩んでいるあなたに、選び抜かれた購入場所を詳しくご紹介します。
さらに、東京駅で特におすすめの駅弁屋さんを3つ選びましたので、旅行の際にはぜひ参考にしてみてください。
新幹線での駅弁購入完全ガイド：どこで買えばいい？
新幹線の旅では、美味しい駅弁をどこでゲットするかがよく問題になります。
一番のおすすめは、乗る前に出発駅で手に入れること。そうすれば、旅の間ずっとリラックスして過ごせます。
もし特別な駅弁を狙っているなら、停車時間が長めの列車を選択することで、ゲットするチャンスが広がります。
東海道新幹線のように特別なサービスがある路線もあるので、そういった情報もチェックしておくと良いでしょう。
出発駅での駅弁購入は、旅を快適にする確実な方法ですが、停車駅によっては列車の停車時間が短いことがあります。例えば、停車時間が短い「のぞみ」では、あらかじめ購入しておくことが推奨されます。
地方の特徴ある駅弁を楽しみたい場合は、「こだま」を利用すると良いでしょう。この列車は多くの駅に停まり、停車時間も長いので、駅弁を買う余地が増えます。
購入する前には、どの売店で買えるかをチェックしておくことが大切です。そうすることで、スムーズに購入でき、旅の満足度も上がります。
出発駅での事前準備が大事ですが、地元の美味しさを味わうには、停車時間を見越した列車選びが重要です。
「こだま」号で行く旅の途中で立ち寄りたい、駅弁の購入スポット
東京から博多まで「こだま」号を使って旅行する際には、停車時間が長い駅で美味しい駅弁を買う絶好のチャンスが待っています。具体的には、10箇所の駅がこの条件を満たしており、それぞれの駅では最低でも5分以上の停車時間が確保されていますし、ホームには駅弁を売る店も完備されています。
「こだま」が停まる、駅弁が買える主な東海道新幹線と山陽新幹線の駅は以下のようになります：
東海道新幹線で停車する主要な駅は：
– 小田原駅
– 三島駅
– 静岡駅
– 浜松駅
– 豊橋駅
– 米原駅
山陽新幹線で停車する主要な駅は：
– 姫路駅
– 岡山駅
– 福山駅（上りのみ）
– 広島駅
特に、三島駅での駅弁の購入は、「桃中軒」という店が有名です。こちらでは、地元の食材を使った伝統的な幕の内弁当から、肉や魚をふんだんに使った豪華な駅弁まで、さまざまな種類が揃っています。
三島駅で駅弁を買う予定なら、ぜひ「桃中軒」のメニューをチェックしてみてください。
駅弁を購入する際には、以下のポイントを覚えておくと良いでしょう：
1. 停車時間は変わることがあるので、車内アナウンスを聞いて、5分以上の停車があることを確認してください。
2. 事前に食べたい駅弁を決めておきましょう。
3. 購入したい駅弁が売っている店に近い車両へ前もって移動しておくことがポイントです。
特に東海道新幹線では6号車付近、山陽新幹線では3～7号車付近に売店が多く見られます。ただし、グリーン車の通路を利用する際には、他の乗客への配慮を忘れずに。
これらの10箇所の駅を利用して、地元ならではの美味しい駅弁を「こだま」号の旅の楽しみに加えてみてはいかがでしょうか。
東海道新幹線での駅弁購入、予約でスムーズに！
東海道新幹線を使う際には、オンラインで駅弁を予約してみましょう。この手軽なサービスを使うと、ピックアップが素早くできて、出発前の時間をより有効に活用できます。
受け取ることができる主要な駅は、東京、名古屋、新大阪の3箇所になります。
では、予約した駅弁はどこで受け取れるのでしょうか？受け取り場所は次のようになっています。
– **東京駅：** デリカステーション（14番・15番線や16番・17番線の近く）、おむすび処 米’n（八重洲南口の外側）
– **名古屋駅：** デリカステーション（上り・下りの9号車付近）、デリカステーションコンコース（新幹線南口改札の外側）
– **新大阪駅：** デリカステーション新大阪コンコース中央店、デリカステーション新大阪コンコース乗換店
それぞれの駅で、受け取りが可能な店が指定されているので、事前に確認しておくと良いでしょう。特に、新大阪駅ではホームの店での受け取りができない点に注意が必要です。
予約を利用すれば、幕の内弁当や海鮮弁当など、様々な選択肢からゆっくり選ぶことができます。選びに迷うことなく、自分の好みに合った駅弁を見つけられます。
オンライン予約を活用することで、受け取りも迅速に、そして新幹線の旅を一層楽しむことができます。旅の準備をもっと楽しいものにするためにも、ぜひこのサービスを利用してみてください。
新幹線グリーン車限定！手軽に駅弁を注文する方法
東海道新幹線でのグリーン車利用者には、特別なモバイルオーダーサービスが用意されています。このサービスを使えば、「のぞみ」と「ひかり」での旅がさらに快適に。座席に設置されたQRコードから、食事や飲み物を簡単に注文し、直接席まで届けてもらうことができます。
このサービスの最大の魅力は、持ち物を減らせることと、スマートフォンだけで簡単に注文できることにあります。ただし、このサービスはグリーン車専用であり、普通車では使えない点に注意が必要です。
選べる駅弁のメニューには以下のようなものがあります。
– 特製幕之内御膳（税込1,500円）
– ミックスサンド（税込680円）
「のぞみ」や「ひかり」のグリーン車を利用する際は、ぜひこの便利なサービスを活用してみてください。
駅弁持ち運びのコツ：エコバッグ活用法
駅弁の持ち運びには、底が広めのエコバッグがおすすめです。このタイプのバッグを使えば、駅弁が倒れることなく、美味しい状態で楽しむことができます。
バッグは折り畳んでコンパクトにできるため、使用しない時は邪魔になりません。さらに、多様な色から選べるので、自分好みに合わせやすいのも魅力的です。
– 手洗いできるため、いつでも清潔に保つことが可能です。
一部のレビューでは、もう少し持ち手が長いと肩にかけやすいとの声もあります。肩掛けを考えている場合は、Lサイズの同デザインが適しています。
旅行の際には、このエコバッグを持参して、駅弁を傾ける心配なく持ち運びましょう。これで、新幹線での食事がさらに楽しくなるはずです。
新幹線での駅弁の楽しみ方と新サービス紹介
昔は新幹線の中で直接、駅弁や飲み物を買うことができましたが、今の新幹線ではその光景を見ることは少なくなりました。特に「のぞみ」や「ひかり」といった主要な路線でのワゴン販売はなくなり、軽食や飲料の販売はあっても駅弁は扱っていません。
それでも、山陽新幹線では利用者に便利な「駅弁デリバリーサービス」が始まり、これにより車内での駅弁楽しみが可能になりました。
この変化は、駅構内の飲食店やコンビニで購入する人が増えたことや、販売スタッフの確保が難しくなったことが背景にあります。
以前は新幹線内でさまざまな飲食物を販売していましたが、現在は特定の列車でしかサービスを提供しておらず、特に東海道新幹線の「のぞみ」と「ひかり」では車内販売がグリーン車限定となっています。
【山陽新幹線の新しい試み】
しかし、新幹線旅をより豊かにするために、山陽新幹線では「駅弁デリバリーサービス」が導入されています。このサービスは、新大阪から博多間を走る「のぞみ」の利用者に向けており、予約をすることで指定の駅弁を席まで届けてもらうことができます。選べる駅弁は31種類と豊富で、旅の醍醐味をさらに楽しむことができます。
ただし、このサービスにはいくつか条件があり、指定席やグリーン車での利用に限られています。自由席では利用できないので注意が必要です。また、サービスを利用できる列車も限られているため、利用を考えている場合は予め確認と予約が必要になります。
東京駅で見つける！おすすめ駅弁とその購入スポット
東京駅で駅弁をどこで買おうか迷ったときは、駅内にある便利なショッピングエリア、「グランスタ東京」と「エキュート東京」を訪れてみるのがおすすめです。これらの場所は新幹線の改札の近くにあるので、移動しながらでも簡単に寄ることができます。
ここには東京限定の駅弁や全国から集められた名物駅弁など、様々な種類の駅弁が揃っています。その中から、「グランスタ東京」と「エキュート東京」にある特におすすめの駅弁屋さんを3つピックアップしました。
【築地若竹：絶品の海鮮を味わう】
海鮮が好きなら見逃せないのが「築地若竹」です。築地市場から仕入れた新鮮な食材を使った寿司や海鮮丼は、新幹線の旅にぴったり。店内で職人が丁寧に作る駅弁は、味はもちろんのこと、保冷剤が付いているので新鮮なまま楽しむことができます。
【おすすめの駅弁】
– 上にぎり（税込1,680円）
– 海鮮ばらちらし（税込1,380円）
– 海宝丼（税込2,000円）
– バラエティセット（税込950円）
– まぐろ三種巻（税込900円）
特に「上にぎり」は、東京駅限定で、その種類の豊富さと美味しさで売り上げトップに輝いています。
【築地若竹の詳細】
場所：「グランスタ東京」B1F、丸の内地下中央口と八重洲地下中央口の間、スクエアゼロ近辺
営業時間：月～土 8:00～22:00、日・祝 8:00～21:00（翌日が休日の場合は22:00まで）
定休日：なし
東京駅のショッピングエリアには、旅の思い出になるような駅弁がたくさんあります。「築地若竹」で季節や仕入れによって変わる新鮮な海鮮を味わいながら、旅の準備を楽しみましょう。
東京駅で選ぶべき！深川めしの美味を凝縮した駅弁
東京伝統の味、「深川めし」を味わえる「深川弁当」は、「エキュート東京」にある「つきじ喜代村」で手に入ります。東京駅限定で提供されるこの駅弁は、その味と人気で多くの人から支持を受けています。
この弁当の魅力は、大粒のアサリが豪快に盛られていること。それだけでなく、アサリの繊細な味わいが醤油ベースのたれと絡み合い、食べる人を虜にします。
【つきじ喜代村おすすめの駅弁】
– 深川弁当（税込1,300円）
– うなぎ弁当（税込1,700円）
– 三食弁当（税込1,200円）
中でも一番のおすすめは「深川弁当」。アサリとご飯の絶妙な調和は、東京の食の伝統を今に伝える味わいです。
【つきじ喜代村店舗詳細】
場所：「エキュート東京」1F、丸の内中央口を入ってすぐ、V PALLETの隣
営業時間：平日 8:00～21:30、週末及び祝日 8:00～21:00
定休日：無し
東京駅で旅の出発前や帰りに、「つきじ喜代村」で深川弁当を選ぶことで、東京の伝統的な美味しさを堪能してください。ほかにも様々な駅弁がそろっているので、旅の記憶に残る選択をしてみてはいかがでしょうか。
東京駅「祭」で見つける、全国の選りすぐり駅弁
「祭」という名の駅弁専門店は、毎日200種類以上の全国各地から集められた駅弁を提供しています。豊富なラインナップの中から、どんな好みにも合う駅弁が見つかること間違いなしです。遠方の名産品を使った駅弁を気軽に手に入れられるのも、「祭」の大きな魅力です。
おすすめの駅弁を5つピックアップしました。
【「祭」でのおすすめ駅弁】
– 牛肉どまん中（税込1,350円）
– こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当（税込1,580円）
– えび千両ちらし（税込1,580円）
– 大船軒サンドウィッチ（税込580円）
– 平泉うにほたて重（税込1,680円）
中でも、「牛肉どまん中」は山形県米沢地方を代表する駅弁で、贅沢に使われた米沢牛が特徴的で、そのボリュームとリーズナブルな価格で人気があります。全国の駅弁ランキングで常に上位にランクインするほどの逸品です。
【購入時のアドバイス】
多彩な駅弁の中から選ぶのは時間がかかるかもしれません。特に、新幹線の出発時刻が近い場合は、「祭」への訪問に余裕を持ったスケジュールを組むことをお勧めします。
【「祭」の店舗情報】
– 場所：グランスタ東京1F、丸の内中央口から新幹線改札方面に向かう途中の右側
– 営業時間：5:30～22:00
– 定休日：なし
新幹線の旅の始まりに、お気に入りの駅弁を「祭」で見つけることで、旅の楽しさがぐっと増します。豊富な選択肢の中から、旅の思い出に残る駅弁を選んでみてください。
まとめ
新幹線の旅において駅弁は欠かせない楽しみの一つです。特に東京駅内にある「祭」では、全国から選りすぐりの駅弁を200種類以上取り揃えており、旅の始まりを彩る最適な選択肢が見つかります。山形の「牛肉どまん中」やその他のおすすめ駅弁など、幅広い好みに対応したメニューが魅力的です。東京駅で新幹線に乗る前に、「祭」でお気に入りの駅弁を選んで、旅の準備を楽しみましょう。