スマートスピーカーは、忙しい時の音楽再生やタイマー設定などで大変役立ちます。しかし、時折、思いがけず音が鳴ることも。私自身もそう感じることがあります。
この記事では、なぜスマートスピーカーから音が出るのか、その防止方法についてご紹介します。また、いきなり話し出す理由やその対処法、音が出ない問題の解決策もお伝えします。
スマートスピーカーから突然音が鳴る問題、解決策はあるの？
設定を変えることで、多くの場合この問題は解決可能です。突然の音にはびっくりしますよね。
私もスマートスピーカーが突然音を出す経験がありますが、時刻や音の種類によって原因が違うことがわかりました。
以下に、スマートスピーカーから音が鳴る典型的な3パターンをご紹介します。
Bluetooth接続の不安定さによる音
Bluetoothの不安定な接続は、「ピポッ」や「パポッ」といった音を引き起こすことがあります。接続のON/OFFが原因で起こります。接続を解除するのは簡単ですので、お試しください。
通知音
通知音が設定されていると、短い音が鳴ります。アプリから通知音をOFFにする方法をご紹介します。
深夜の自動音量調整による音
深夜、定時に音が鳴るのは、自動音量調整のためです。夜間の音量調整をOFFにする方法をご紹介します。
スマートスピーカーの音が止まらない時の対策
スマートスピーカー使用中、タイマーなどの音が鳴り続けて止まらないことがあります。音声コマンドで停止しない場合は、デバイス上部のアクションボタンで一時停止を試してください。
スピーカー近くの電子機器が電波を妨げていないかも確認しましょう。これらの対策でも解決しない場合は、デバイスのリセットが最後の手段です。ミュートボタンを押した後、アクションボタンを約15秒間押し続けるとリセットされます。
スマートスピーカーが突然話し出す原因と対策
スマートスピーカーがいきなり話し出すことがありますが、これはテレビやラジオの音、日常会話を誤ってスピーカー呼びかけと認識することが原因です。特に方言や「アレクサ」に似た語尾、テレビCMの呼びかけに反応することもあります。
ここでは、スピーカーが誤反応する際の対処法と、音声履歴の削除方法をご紹介します。
ウェイクワードの変更
誤反応を減らすためには、ウェイクワードの変更が効果的です。ウェイクワードとは、「アレクサ、電気を消して」というフレーズの「アレクサ」のような部分です。現在利用可能なウェイクワードには「アレクサ」「アマゾン」「エコー」「コンピューター」などがあります。
ウェイクワードの設定変更はアプリのデバイス設定から行えます。デバイスごとに異なるウェイクワードを設定することもできます。
音声による注文の禁止
音声による注文を禁止することで、誤反応による注文を防げます。アプリ設定で「音声ショッピング」をOFFにすることで、不意な注文を避けられます。さらに、決済時に認証コードの確認を要求する設定も、安全性を高めるのに役立ちます。これにより、家庭内での誤注文リスクを減らせます。
スマートスピーカーが方言で話し始めることについて
時々、スマートスピーカーが方言で話し始めることがあります。特に関西地域では、スピーカーが関西弁で反応することがありますが、これには理由があるようです。
明確な原因は特定されていませんが、デバイスが現在地の情報やユーザーの話し方を学習し、それに合わせて言葉遣いを変えている可能性があります。スマートスピーカーには学習機能があり、周囲の環境や過去の情報収集に基づいて対応することが可能です。
もしスピーカーが方言で話し続ける場合は、標準語に戻す方法を紹介します。デバイスの電源を抜いて再起動し、「標準語に戻して」と何度も話しかけてみましょう。それでも解決しない場合は、カスタマーサポートへの問い合わせが有効です。
スマートスピーカーが反応しなくなる原因と解決策
スマートスピーカーが反応しなくなる原因には、以下の2つが考えられます。
Wi-Fi接続の問題
スピーカーが反応しない場合、Wi-Fi接続に問題がある可能性があります。スピーカーのライトがオレンジ色に点滅している場合、接続が不安定なサインです。他の端末でWi-Fiの接続を確認し、問題がある場合はルーターの再起動を試してみてください。
サービス障害
スピーカーが「すみません、ちょっとうまくいきませんでした」と反応する場合、サービス障害が発生している可能性があります。この場合、ユーザー側でできることは限られており、サービスの復旧を待つ必要があります。復旧後、再度スピーカーに呼びかけてみましょう。
スマートスピーカーが反応しない時の対応策7つ
スマートスピーカーが反応しなくなった時、以下の7つの対処法をお試しください。
電源接続を確認
スピーカーの電源がしっかりと接続されているか確認しましょう。コンセントが半分抜けていたり、正しく差し込まれていない場合があります。電源コードを変えた後に問題が生じた場合は、元のコードに戻してみてください。
デバイスの再起動
一時的なエラーの可能性もあるため、スピーカーの電源アダプターを一度コンセントから抜き、3分ほど待った後に再接続し、再起動してみましょう。
工場出荷時設定へのリセット
再起動しても問題が解決しない場合は、スピーカーを工場出荷時設定にリセットしてみてください。リセット方法はEcho端末によって異なります。
マイクミュートの確認
スピーカーのマイクがミュートされていないか確認しましょう。端末のライトが赤色に点滅している場合はマイクがミュートされているサインです。マイクミュートボタンを押して解除してください。
アクションボタンの利用
スピーカーが反応しない時は、アクションボタンを使ってみてください。これにより声をかけることなく直接指示を出すことができます。
設置場所の変更
Wi-Fiの接続が不安定であったり、音声が聞き取りにくい場所に設置していると反応しにくいことがあります。設置場所を変えてみることで、接続状態や音声認識が改善されるかもしれません。
ライトの色の確認
スピーカーのライトの色を確認し、トラブルの種類や原因を特定してみましょう。赤色はマイクが作動していないこと、紫色はWi-Fiの接続に問題があることを示しています。
これらの対応策でも問題が解決しない場合は、サポートに問い合わせてみてください。
まとめ
アレクサが突然音を出す主な原因は3つあります。それぞれの対処法をご紹介します。
Bluetooth接続の不安定さ
Bluetooth接続が不安定なとき、音が発生することがあります。アレクサに接続を解除するよう依頼すれば、この問題は解決します。
通知音の設定
アレクサがサインとして音を発する場合、通知設定をOFFにすることで解消できます。
自動音量調整機能
夜間にアレクサが音を出すのは、自動音量調整機能が働いているためです。この機能をOFFにすれば、音は止まります。
また、アレクサが意図せず音を発することもあります。これはテレビやラジオ、日常会話がコマンドと誤認されるためです。この場合、ウェイクワード（呼び出しワード）の変更が有効です。
さらに、音声による注文を避けたい場合は、音声でのオンライン注文を禁止する設定を行えます。また、アレクサが方言で話し始めるのは、その地域の言葉や会話に合わせているためです。
アレクサが反応しない場合、Wi-Fiの問題やサービスの障害が原因の可能性があります。
この記事では、アレクサが音を出す理由とその停止方法、反応しない時の対処法をご説明しました。うまく設定ができない時は、Amazonカスタマーサポートに連絡するのも良いでしょう。技術的な知識が少なくても、設定は意外と簡単です。ぜひ、自宅のアレクサで試してみてください。