朝の忙しい時間に、タイツを前後逆に履いてしまい、着替える必要があるなんてこと、よくありますよね。間違って履いた場合、なんだか落ち着かないし、気持ち悪さも感じてしまいます。でも、タイツやストッキングを素早く正確に履くコツを掴めば、そんな朝の小さなイライラも解消されます。
そこで今回は、レッグウェアの前面と背面の見分け方、タグがないときの判断方法、そしてストッキングを綺麗にそして伝線しにくく履くコツをご紹介します。
これらのポイントを抑えれば、出勤準備もスムーズになり、タイツやストッキングを快適に、長持ちさせることができますよ。
タイツの前面と背面を見分けるヒント
タイツを履く際、製品の後ろ側を示すタグを確認することができます。この小さな目印があれば、忙しい朝でも簡単にタイツの前後を判断できるようになります。タグが「後ろ」とはっきりと示されていなくても、通常タグの位置は後ろ側になるため、そのように履くと間違いありません。
日々タイツを使う人にとって、この簡単な方法は朝の支度を楽に進めるのに役立ちます。快適に一日を始めるために、これらのコツをおぼえておくと便利です。
タグがない場合の対応
タグがないタイツもありますが、そんな時でも前後を判断する方法があります。
タグがない場合:
タイツの股部分の縫い目に注目します。一本線の場合は前側、二本線があればそれは背面を意味します。ただし、特定の大きなサイズやマタニティタイツでは、背面にも二本の縫い目があることがあります。この場合は、縫い目の間隔が広いほうが背面になります。さらに、お腹から股にかけての縫い目の長さで前後を判断できます。短い方が前面、長い方が背面です。
どちらでもOKな場合
前後の区別がないタイツも存在します。これらの場合、どちらを前にしても大丈夫です。ただし、何度も着用することでタイツには形がつくことがあります。そのような場合は、自分で目印をつけておくと、毎回の着用がスムーズになります。ウエスト部に色の異なる糸で印をつける、小さな穴を開けてリボンを通すなど、個性的で可愛らしい目印を加えることができます。
これらの方法を取り入れることで、朝の忙しい時間でも、タイツの前後を素早く正確に識別でき、日々の準備にストレスが減少します。
ストッキングの着方と伝線を防ぐコツ
タイツとは違い、足を美しく見せるために着用されるストッキングは、25デニール以下の薄いものだと伝線しやすいという悩みがよくあります。正しく快適にストッキングを履く方法と伝線を防ぐためのポイントを紹介します。
- ストッキングをウエストから足の先まで丁寧に折りたたみます。
- 足の先端とかかとがぴったり合うように位置を調整します。
- ひざまでゆっくりとストッキングを上げていきます。
- 一足ずつ、太ももまで慎重に引き伸ばします。
- 股の位置を合わせたら、お尻を覆うように上に引き上げます。
- ウエストの位置を整えたら、完成です。
ストッキングを上に引き上げる時は、爪で引っ掛けたり、強く引っ張ったりしないように気をつけて、優しく扱いましょう。伝線を避けるためにも、摩擦に注意が必要です。
洗濯する際は、ストッキングをデリケート素材専用のネットに入れて、中性洗剤で洗うことが推奨されます。できれば手洗いが理想的ですが、洗濯機を使う場合は手洗いモードを選んでください。乾かす時は直射日光を避けて陰干しし、ストッキングのウエストを洗濯バサミで挟んで干すと良いです。
購入時には、「伝線しにくい」や「ノンラン編み」と記載されている商品を選ぶと安心です。ストッキングの前後は、普通タグが後ろ側になるように着用します。しかし、タグがない場合はかかとや足の形で前後を判断してから履くと間違いがありません。
まとめ
この記事では、タイツを正しく前後を識別して着用する方法についてご説明しました。
タグが付いているタイツを持っている場合、そのタグを後ろにして履くのがベストです。
もしタグがなければ、基本的にどちらを前にしても大丈夫ですが、定期的に着用することで形が定まってくるため、目印をつけておくと便利です。
着圧タイツを使用している場合、着圧部分が自然に目印となり、使い慣れれば素早く正しく履けるようになります。
多くのメーカーはタグを後ろにすることを推奨していますので、履く前にはタグの位置をチェックするのがおすすめです。