偶然立ち寄ったお店で見つけた香り高い焼き芋。新鮮なうちに食べるのが一番ですが、家に帰るときにはしばしば冷めてしまいます。冷めた焼き芋もなかなかいいものですが、もしもっと美味しく食べたいなら、どうやって温め直すのがベストでしょう？
特に電子レンジを使うときは、乾燥しないか心配になりますよね。そこで、今回は焼き芋を再び美味しく温めるための３つの方法を紹介します。
・電子レンジで焼き芋を温める方法
・オーブンで焼き芋を温める方法
・トースターで焼き芋を温める方法
これらを試せば、焼き芋を再び美味しく楽しむことができるでしょう。
電子レンジを使った焼き芋のふっくら温め方
自宅で簡単にできる、電子レンジを活用した焼き芋の温め方をご案内します。
耐熱皿に焼き芋を載せる
電子レンジを200Wの低温設定で、1分間加熱
焼き芋が冷たいままなら、追加で1分ずつ加熱
電子レンジで焼き芋を温める際のコツは次の2つです。
・低温でじっくりと温める
・ラップを使わずに温める
これらのコツについて、詳しく見ていきましょう。
低温でじっくりと温める
電子レンジで食品を急速に高温で加熱すると、乾燥してしまうことがあります。実際、私も以前さつまいもをレンジで加熱しすぎて、部分的に固くなってしまった経験があります。
焼き芋の場合、過度の水分蒸発を防ぐために、低ワットで段階的に加熱し、様子を見ることが重要です。
また、電子レンジは加熱ムラができやすいので、途中で焼き芋をひっくり返して均一に温めることが効果的です。
ラップを使わずに温める
普段は食品を温める際にラップを使用しますが、焼き芋の場合は例外です。ラップを使うと、焼き芋内の水分が閉じ込められて湿った食感になりがちです。ホクホクした食感を保つためには、ラップを使わずに加熱するのが最適です。
ただし、もっと濃厚な食感を好む方は、ラップを使った加熱も一つの方法として考えられます。
オーブンでの焼き芋のふっくら温め方
家にオーブンがある場合、焼き芋を再加熱するのにオーブンを使うのがおすすめです。この方法には少し時間がかかりますが、焼きたてのような美味しい焼き芋を味わえます。
焼き芋をアルミホイルでしっかりと包む
オーブンを160℃に設定して、10分間加熱する
アルミホイルで包むことで、焼き芋の水分が過度に蒸発するのを防ぐ
焼き芋をオーブンで温める際の重要なポイントは、低温でじっくり加熱することです。普通、オーブンで焼き芋を作るときは160℃で90分かけますが、再加熱の場合は10分で十分です。
ただし、オーブンで調理した料理は外側が熱くなることが多いですが、内部は意外と冷たいままのこともあります。特に、厚みがある焼き芋や大きめの焼き芋では、中心部まで十分に温まるのに時間がかかることがあります。
そのような場合、10分間加熱した後は、オーブンの扉を開けずに焼き芋をそのまま放置すると良いでしょう。この方法で、余熱を利用して焼き芋を均一に温めることができます。
ただし、完成した焼き芋は非常に熱くなっているため、取り扱いには十分注意してください。
トースターでジューシーに仕上げるコツ
トースターを使っても、少しの工夫で焼き芋を美味しく温め直すことができます。
焼き芋を湿ったキッチンペーパーで包む
その上からアルミホイルでしっかりと包む
トースターを180℃に設定して、5～6分加熱する
トースターの加熱源は近いため、焼き芋が焦げやすくなります。このため、アルミホイルで包むことが大切です。
また、トースターは水分の蒸発が早いので、湿らせたキッチンペーパーで水分を補給するのが良いでしょう。
まとめ
焼き芋を再加熱しても美味しさを保つ方法は以下の通りです。
電子レンジでの再加熱は、低ワットで短時間加熱し、様子を見る
ラップを使わずに加熱すると焼き芋が湿らず、ねっとり感を求める場合はラップを使って加熱
オーブンでの再加熱は、アルミホイルで包んで160℃に設定し、10分程度加熱
厚みがある大きな焼き芋は、加熱後オーブン内で余熱を利用して中心まで温める
トースターでの再加熱は、焦げ防止のためアルミホイルで包む
これらの方法を使えば、冷めた焼き芋も家でねっとりとした食感を保ちながら温め直すことができます。
特にオーブンを使った方法はおすすめで、手間はかかりますが美味しく仕上がります。
最近はスチーム機能付きのトースターも人気です。この機能を使えば、アルミホイルなしで焼き芋を美味しく温め直せるかもしれません。試してみると良いでしょう。