12インチの画面サイズを思い浮かべてみてください。タブレットだと少し大きめに感じるかもしれませんし、ノートパソコンの場合はそこまで大きくないと思う人もいますね。
実は、12インチの画面サイズというのは、画面の対角線の長さを指しています。
では、この12インチという数値は、実際にはどのように理解すればいいのでしょうか？
この記事では、12インチが実際には何センチ、何ミリに当たるのかを解説し、さらにそのサイズの画面がどれくらいの縦横サイズを持つのかも詳しく紹介していきます。
12インチルは、タブレットの画面としてはよくあるサイズですが、具体的にどれくらいの大きさなのか見ていきましょう。
12インチは何センチ？
12インチは30.48センチメートルに相当します。
1インチがおよそ2.54センチメートルなので、12インチは約30センチメートルと考えることができます。
30センチメートルの定規を頭に思い描けば、そのサイズを想像しやすいですね。
また、この記事では、12インチが日常的にどの程度の長さかを、もっと身近なものを例に出して説明しています。
12インチは何ミリ？
12インチをミリメートルに直すと、304.8ミリメートルになります。
この計算は、先述のセンチメートルの数値に10を掛けるだけで求められるんです。
12インチ（30.48センチ）画面サイズの解説
このセクションでは、12インチ（30.48センチ）のタブレットやノートパソコンがどんなサイズ感を持っているのか、さまざまなアスペクト比を基に詳細に解説していきます。
16:9アスペクト比の場合
16:9のアスペクト比は、液晶テレビなどで一般的に使用される「ワイドスクリーン」形式です。
この比率での30.48センチ（12インチ）画面の大きさは以下の通りです。
横幅：26.57センチメートル
高さ：14.94センチメートル
16:10アスペクト比の場合
16:10のアスペクト比は、16:9よりも少し縦が長めの形状で、最近ではこの比率を採用するノートパソコンが増えています。
この比率の画面サイズは次のようになります。
横幅：25.85センチメートル
高さ：16.15センチメートル
3:2アスペクト比の場合
3:2のアスペクト比は、さらに縦長の画面比率で、パナソニックのLet’s noteやマイクロソフトのSurfaceなどに見られます。
この比率での画面サイズは以下です。
横幅：25.36センチメートル
高さ：16.91センチメートル
4:3アスペクト比の場合
4:3のアスペクト比は、過去のブラウン管テレビで見られた比率で、現在ではiPadなどで使用されています。
この比率の画面サイズは次のとおりです。
横幅：24.38センチメートル
高さ：18.29センチメートル
これらのアスペクト比とそれに伴うサイズの情報は、新しいデバイスを選ぶ際に役立つでしょう。
12インチサイズのタブレットやノートPCの詳細な寸法
12インチ台のタブレットやノートパソコンは多種多様なサイズやアスペクト比を持っています。
ここでは、それぞれのデバイスがどのような寸法をしているのか、細かく見ていきましょう。
12.1インチ、アスペクト比16:9
たとえばパナソニックのLet’s note NXシリーズやSXシリーズは、12.1インチサイズでアスペクト比16:9を採用しています。
この場合の寸法は以下のようになります。
横幅：26.79センチメートル
高さ：15.07センチメートル
12.1インチ、アスペクト比16:10
Let’s noteのSVシリーズのように、12.1インチでアスペクト比が16:10の場合、少し寸法が異なります。
横幅：26.06センチメートル
高さ：16.29センチメートル
12.3インチ、アスペクト比3:2
マイクロソフトのSurface Proシリーズなど、12.3インチでアスペクト比3:2を選んだデバイスは以下のサイズです。
横幅：25.99センチメートル
高さ：17.32センチメートル
12.4インチ、アスペクト比3:2
Surface Laptop GoシリーズやLet’s note SRシリーズなど、12.4インチでアスペクト比3:2を採用しているデバイスの寸法はこちらです。
横幅：26.2センチメートル
高さ：17.47センチメートル
12.5インチ、アスペクト比16:9
アスペクト比16:9の12.5インチノートパソコンは、以下のようなサイズが一般的です。
横幅：27.67センチメートル
高さ：15.57センチメートル
12.9インチ、アスペクト比4:3
iPadのように12.9インチでアスペクト比4:3を採用しているデバイスは、次の寸法になります。
横幅：26.21センチメートル
高さ：19.66センチメートル
これらの寸法を参考にすることで、12インチクラスのデバイスを選ぶ際に、具体的なサイズ感をイメージしやすくなります。
12インチってどれくらい？身近なもので知る12インチの長さ
12インチ（約30センチメートル）は、日常にある様々なものを通して理解できます。
郵便ハガキを使ったイメージ
郵便ハガキのサイズは縦100ミリメートル、横148ミリメートルです。これを2枚縦に並べると、合計で296ミリメートルとなり、これがほぼ12インチ（約30センチメートル）と同じ長さです。
郵便ハガキのほかにも、年賀状や絵ハガキを使ってこの長さをイメージすることができます。
A4用紙の長辺で考える
A4サイズの用紙は210ミリメートル×297ミリメートルの大きさがあり、長辺はほぼ12インチに相当します。
A4用紙は一般的なコピー用紙として広く使われており、家庭やオフィスなどで簡単にこの長さを確かめることができます。
LPレコードの直径
かつて主流だったLPレコードの直径は30センチメートルで、これも約12インチに該当します。
LPレコードを持っている人は少なくなっていますが、昭和時代を知る人にはこの大きさがなじみ深いかもしれません。
更に詳しい情報は特定のページにまとめられていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
まとめ
12インチというサイズは、特にタブレットやノートパソコンの画面サイズとして頻繁に見かけます。
サイズには12.1インチから12.9インチまでのバリエーションがあり、アスペクト比も製品によってさまざまです。
これらの微妙な違いを理解し、自分に合ったデバイス選びの際の参考にしてください。
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