手軽でカラフルな見た目が魅力のおにぎらずですが、どう作ればいいか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
おにぎらずには、様々な包み方があります。
ここで、最新のトレンドとも言えるユニークな折り方も含めて、順を追って紹介していきます。
おにぎりと見た目は似ていますが、詰め方や折り方、切り方や長持ちさせるためのコツなど、おにぎらずの魅力を深く掘り下げます。美味しくて見た目も素敵なおにぎらずを作るためのポイントをお伝えします!
おにぎらずの包み方
多彩なバリエーションがあり、創意工夫が施された方法を紹介します。
おにぎらずの包み方について4つのパターンを紹介します。
パターン①基本的な おにぎらず
おにぎらずの包み方にはいくつかの方法がありますが、最も伝統的なスタイルは「ひし形包み」です。
この方法では、1枚の板海苔をひし形に敷き、その中央部にご飯をまず一層敷きます。
その上に具材を配置し、さらにその上に再度ご飯を重ねます。
次に、海苔の四隅を中央へと持ってきて、具とご飯を完全に覆うように包み込みます。
この包み方はおにぎらずの原形とされ、そのシンプルさから初心者にも扱いやすく、具材が均等に分布しやすいという利点があります。
また、見た目が整っており、持ち運びや食べやすさも兼ね備えています。
パターン②容器を使った おにぎらず
おにぎらずの形を美しく整える方法として、3個組の豆腐の容器を使用する手法があります。
この方法は、容器の内部にまず一層のご飯を敷き詰め、次に具材を加え、最後に再びご飯を重ねることで、三層構造のおにぎらずが形成されます。
容器にこれらの材料を詰めた後、その内容物を海苔の中心に移し、四方から海苔を持ち上げて包むことで、整然とした四角形のおにぎらずが完成します。
この使用する容器が四角形であるため、包んだ後のおにぎらずも自然と四角形を保つことができ、形が崩れにくいという利点があります。
さらに、均等に材料が分散されるため、どの部分を食べてもバランスの良い味わいを楽しむことができます。
この方法は、見た目にも美しく、機能的なおにぎらずを簡単に作ることが可能です。
パターン③小さい おにぎらず
おにぎらずを小さなサイズで作りたい場合、簡単な方法がいくつかあります。
まず、通常の海苔を半分にカットするか、手巻き寿司用の小さめの海苔を使用します。
この小さい海苔を使うことで、ミニサイズのおにぎらずが簡単に作れます。
作り方の一例として、長方形の海苔の半分にご飯と具を配置し、パタッとたたむ方法があります。
また、海苔の中央にご飯と具材を乗せ、両側から中央に向かって材料を包み込む方法も効果的です。
これらの方法を用いると、均等に材料が配され、食べやすいサイズのおにぎらずが完成します。
特に、これらのミニサイズのおにぎらずは、子供のお弁当に最適です。手軽に作れて、食べやすく、見た目にも楽しいため、お子様の食事やピクニックにもぴったりです。
パターン④折りたたみ おにぎらず
折りたたみおにぎらずは、その斬新な作り方と美しい見た目で非常に人気があります。
この方法は、板海苔の下半分に切り込みを入れてから、海苔をパタパタと折りたたむことで行います。
この折りたたむ工程が、おにぎらずに独特の形を作り出し、食べる時の楽しさを増加させます。
また、この方法の大きな利点として、海苔を折りたたむことで複数の層ができ、これが具材をしっかりと固定します。
そのため、複数の具材を使用しても、おにぎらずが崩れにくいという特性があります。
さらに、折りたたみによって海苔の層が増えることで、食べ応えがありながらも扱いやすく、食べやすい形状を実現しています。
この折りたたみおにぎらずは、見た目にも美しく、多様な具材を組み合わせることが可能なため、お弁当やピクニックなど、さまざまな場面で楽しむことができるでしょう。
おにぎらずは自由にアレンジを加えながら楽しむことができるので、様々な方法を試して、新しいレシピを発見するのも楽しいですね!
新しい折り方にチャレンジ!おにぎらずの「パタパタ折り方」と便利なコツ
これは以前紹介したおにぎらずの折りたたみ方式です。この方法なら、手軽に楽しく、美しい断面のおにぎらずが作れます。作ってみたいと思っている方も多いでしょう。
まずは海苔を一枚用意し、四つのエリアに分けてそれぞれにご飯や具を配置します。通常は下から始めて、上、横、そして再び下へと順に折りたたんでいきます。
一般的な配置では、四つのセクションのうち一つまたは二つにご飯を置き、他に具材を散らします。
特に役立つコツとしては、具がこぼれやすい場合にはその上にご飯を重ねる、または最初のセクションには何も置かずに次の具を海苔で覆う方法です。
少しの工夫でより簡単に作れるようになりますので、ぜひ試してみてください。
折りたたむ際に断面がどう見えるかを考えながら進め、完成した後には手で形を整え、ラップでしっかりと包んでしっくり馴染ませることも重要です。
おにぎらずの美しい断面を作る3つのコツ
具材の色合いを考慮して配置
例えば、ほうれん草の緑、天ぷらの茶、卵焼きの黄色、ハムのピンクなど、彩り豊かな具を選ぶことで、見た目も味も一層豊かになります。ただし、具が多すぎると扱いにくくなるので、適量を心掛けましょう。
2.断面が美しい具を選ぶ
オクラやウインナー、千切り野菜、卵など、切った時にきれいな断面が出る具材を選ぶと、切り口が美しく仕上がります。
3.切る方向を間違えない工夫
ラップで包んだ後、切る方向を間違えないように輪ゴムを使ってマークすると良いでしょう。これにより、間違った切り方をしてしまうミスを防ぐことができます。シンプルですが効果的なテクニックです。
暑い季節でもおにぎらずを美味しく保つためのポイントと包み方
夏になると、おにぎらずの具材選びや作り方には特に気を付ける必要があります。
特に生野菜は水分を多く含むため、時間が経つと傷みやすくなります。
彩りを添えたい時は、調理済みのほうれん草やピーマンなどの緑色の野菜がおすすめです。
おにぎらずを作る際には、ご飯や具材が温かい状態で包むと、内部に蒸気が溜まってしまい、これが原因で傷むことがあります。
そのため、しっかり冷ましてからラップで包むことが重要です。
夏場は、保冷剤を利用して新鮮さを保つこともポイントです。
まとめ
おにぎらずには四つの基本的な包み方がありますが、アレンジを加えて自分だけのスタイルを楽しむこともできます。特にパタパタと折りたたむ方法は、海苔を四つに分けて折りたたむスタイルで、美しい断面を作るのに役立ちます。暑い時期には、水分が少ない具材を選んで、ご飯を冷ました後に包むことで、見た目も美しく美味しいおにぎらずを作ることができます。
色とりどりで美味しいおにぎらずで、お弁当やピクニックをもっと楽しく彩ってみませんか?